[サンパウロ 14日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第19戦、ブラジル・グランプリ(GP)は14日、サンパウロで決勝を行い、10番手からスタートした個人総合優勝7回を誇るメルセデスのルイス・ハミルトン(36、英国)が逆転優勝を果たした。同GPで3勝目。
ハミルトンは12日に技術違反が発覚。13日のスプリント予選では最後尾からスタートし、最終的に5位でフィニッシュしたものの、エンジン交換により決勝では5グリッド降格の10番手からのスタートだった。
1時間32分22秒でフィニッシュし、今季6勝、史上最多となる通算101勝を挙げたハミルトンは「このような週末は初めて。正直、かなり圧倒されている。おそらく、これまでで最高の週末だったかもしれない」と語った。
ハミルトンと優勝を争うマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・ホンダ)は2位でフィニッシュし、メルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)は3位。フェルスタッペンのチームメート、セルヒオ・ペレス(メキシコ)は4位に入った。
ドライバーズランキングでは、首位フェルスタッペンが332.5ポイント。ハミルトンは残り3レースで14ポイント差となっている。
アルファタウリ・ホンダ勢ではピエール・ガスリー(フランス)が7位、角田裕毅は15位で終えた。