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個別銘柄戦略:ヤマダHDやJALなどに注目

発行済 2022-05-09 09:05
更新済 2022-05-09 09:15
© Reuters.
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先週末6日の米株式市場でNYダウは98.60ドル安の32899.37、ナスダック総合指数は173.03pt安の12144.66、シカゴ日経225先物は225円安の26885円。
為替は1ドル=130.70-80円。
米4月雇用統計を受けて米10年債利回りは一段と上昇し、ナスダックは更に大きく下げた。
こうした流れを引き継いで東京市場でもソフトバンクG (TYO:9984)、エムスリー
(TYO:2413)、村田製 (TYO:6981)、リクルートHD (TYO:6098)などのハイテク・グロース株に売りが先行しそうだ。
一方、原油先物相場の高止まりや、米エネルギー会社のシェブロンが原油高を受けた収益増期待やアナリストの目標株価引き上げで上昇していることもあり、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)などには買いが向かいそうだ。
先週末に大幅高となった三井物産 (TYO:8031)など商社株も底堅い展開が見込まれる。
ほか、市場予想を上回る今期計画に加え、高水準の自社株買いを発表したヤマダHD (TYO:9831)、市場予想を大幅に上回る今期最終黒字計画を公表し、復配の目標も示したJAL (TYO:9201)などに物色が向かいそうだ。
4月既存店売上高で堅調さが確認されたUアローズ (TYO:7606)、アダストリア<
2685>、ファーストリテ (TYO:9983)なども堅調に推移しよう。

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