【小幅に3日続伸、押し目買いが下支え】6日(月)
■概況■22548.35、+9.23
6日(月)の日経平均は小幅に3日続伸。
米国では日本の3連休中にNYダウなどの主要株価指数が最高値を更新し、円相場も一時1ドル=114円台後半まで下落していたことから、本日の日経平均はこうした流れを受けて73円高からスタートした。
寄り付き後は一時22644.68円(前週末比105.56円高)まで上昇して年初来高値を更新したが、短期的な過熱感から利益確定の動きが広がり、前引けにかけて伸び悩んだ。
後場に入ると3ケタの下落となる場面があったものの、下値では押し目買いが入り下げ渋った。
大引けの日経平均は前週末比9.23円高の22548.35円となった。
東証1部の売買高は19億3816万株、売買代金は3兆3497億円だった。
業種別では、卸売業、海運業、鉱業が上昇率上位だった。
一方、非鉄金属が3%超下げたほか、パルプ・紙、銀行業が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ (T:9983)が2%超、ソニー (T:6758)や三菱商 (T:8058)が3%超の上昇となった。
ファーストリテは10月既存店売上高が好調で、三菱商は取引時間中に上期決算や通期予想の上方修正を発表した。
その他では神戸鋼 (T:5406)、トヨタ自 (T:7203)、ファナック (T:6954)などがしっかり。
また、決算が好感されたDTS (T:9682)や旭ダイヤ (T:6140)、レーティング引き上げ観測のロジスネクス (T:7105)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、米子会社が同業との統合交渉打ち切りを発表したソフトバンクG (T:9984)や、業績予想の下方修正を発表したSUBARU (T:7270)は2%超の下落。
マツダ (T:7261)は4%超下げた。
その他では任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)などが軟調。
また、上期決算を発表した古河電 (T:5801)が日本ライフL (T:7575)、フジミインコ (T:5384)などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【4日続伸、バブル崩壊後の高値を大きく更新】7日(火)
■概況■22937.60、+389.25
7日(火)の日経平均は大幅に4日続伸。
円相場が1ドル=113円台後半とやや強含んでいることから、本日の日経平均は29円安でスタートした。
ただ、寄り付き後は日経平均先物が買われるとともに指数寄与度の大きい値がさ株が上昇したほか、主力株への海外投資家の買い観測もあり、強含みの展開となった。
1996年6月に付けたバブル崩壊後の戻り高値(22750.70円)を上回ると、大引けにかけて一時22953.18円(前日比404.83円高)まで上昇する場面があった。
終値では1992年1月以来、約25年10ヶ月ぶりの高値となった。
大引けの日経平均は前日比389.25円高の22937.60円となった。
東証1部の売買高は18億9665万株、売買代金は3兆5126億円だった。
業種別では、鉱業、海運業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。
一方、下落したのは水産・農林業、金属製品の2業種のみだった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ (T:9983)やファナック (T:6954)などの値がさ株、キーエンス (T:6861)やSUMCO (T:3436)などのハイテク株、三菱商 (T:8058)や三井物 (T:8031)などの商社株が買われた。
その他売買代金上位もソニー (T:6758)、任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)など全般しっかり。
ソフトバンクG (T:9984)は決算発表を受けて売りが先行したが、後場にプラスへ切り返した。
また、決算が好感された日製鋼所 (T:5631)がストップ高水準まで買われ、OBARA−G (T:6877)やハウスドゥ (T:3457)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、神戸鋼 (T:5406)やSUBARU (T:7270)がさえない。
下期の業績見通しが嫌気されたディスコ (T:6146)は2%超下げ、KLab (T:3656)は急反落した。
また、インベスターC (T:1435)、ワールドHD (T:2429)、ジャストシス (T:4686)などが東証1部下落率上位となった。
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【反落、利食い先行も下値は限られる】8日(水)
■概況■22913.82、-23.78
8日(水)の日経平均は反落。
7日の米国市場はまちまちの展開となり、米長期金利の下落から金融セクターが売られたが、税制改革への期待から下値は限られた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22865円だったことから、これにサヤ寄せする格好から利食い優勢の展開となった。
しかし、寄付き直後に22759.07円まで下げた後は、押し目買い意欲の強さから下げ幅を縮め、後場には22900円を回復している。
大引けの日経平均は前日比23.78円安の22913.82円となった。
東証1部の売買高は18億66822万株、売買代金は3兆3382億円だった。
業種別では、保険、銀行、建設、鉄鋼、その他金融が冴えない。
一方で、その他製品、海運、電気機器、化学が1%を超える上昇。
◆注目銘柄◆
ファナック (T:6954)、資生堂 (T:4911)、ソニー (T:6758)、東エレク (T:8035)が日経平均を下支えする格好。
一方で、日東電 (T:6988)、ファーストリテ (T:9613)、NTTデータ (T:9613)が重しとなったが、これまでの上昇に対する利食いの範囲内での推移であり、押し目買い意欲の強さがうかがえる。
ソフトバンクG (T:9984)は利食い優勢だったが、前日比5円安まで下げ渋るなど、調整局面の中での底堅さが意識されていた。
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【小幅続落、ソニーなど主力大型株の一角に利益確定の動き】9日(木)
■概況■22868.71、-45.11
9日(木)の日経平均は続落。
米株高の流れを受けて反発して始まると、寄付き後早い段階で1992年1月以来の23000円を回復。
その後も上げ幅を広げる展開が続いており、前引け間際には一時23382.15円まで上げ幅を拡大させた。
しかし、後場に入ると高値もち合いのなか、急速に失速する格好となり、22522.83円まで急落する場面をみせている。
ただ、押し目買い意欲の強さから、大引けにかけては下げ幅を縮めている。
日経平均の続落は9月26-27日以来。
大引けの日経平均は前日比45.11円安の22868.71円となった。
東証1部の売買高は27億4775万株。
売買代金は4兆9935億円だった。
出来高、売買代金いずれも今年最大となった。
業種別ではゴム製品が3%を超える下げとなったほか、石油・石炭製品、繊維、ガラ・土石製品、その他製品が一服。
一方で、 鉱業、建設、その他金融、鉄鋼、保険がしっかり。
◆注目銘柄◆
ソニー (T:6758)が高値更新後、後場に入って利益確定に押されほか、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ (T:7203)、ファナック (T:6954)が一服。
一方で、ファーストリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、キーエンス (T:6861)、ミネベア (T:6479)が堅調だった。
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【3日続落、売り先行で一時350円超安】10日(金)
■概況■22681.42、-187.29
10日(金)の日経平均は3日続落。
9日の米国市場では、税制改革法案の早期成立が困難になるとの見方からNYダウは101ドル安となった。
円相場は1ドル=113円台前半と強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて288円安からスタートした。
週末要因に加え、前日の乱高下で目先のピーク感が意識されたこともあり、朝方には利益確定売りがかさんで22511.93円(前日比356.78円安)まで下落する場面があった。
後場には日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測などを支えに下げ渋ったが、5日線手前で戻り一服となった。
大引けの日経平均は前日比187.29円安の22681.42円となった。
東証1部の売買高は18億9046万株、売買代金は3兆5894億円だった。
業種別では、ゴム製品が6%超下げたほか、非鉄金属、水産・農林業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品が4%高となったほか、鉱業、海運業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、東エレク (T:8035)、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)などが軟調。
今期営業利益見通しを下方修正したブリヂス (T:5108)は7%超下落した。
住友鉱 (T:5713)も上期決算や修正後の通期予想が市場の期待に届かず4%超安。
また、熊谷組 (T:1861)は住友林 (T:1911)との資本業務提携に基づく第三者割当増資実施を発表して希薄化懸念が広がり、東証1部下落率トップとなった。
一方、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、神戸鋼 (T:5406)などがしっかり。
ファーストリテ (T:9983)は2%近い上昇で指数を支えた。
SUMCO (T:3436)は決算やシリコンウェーハの価格上昇見通しが好感されて10%超高。
ユニチャーム (T:8113)も前引け後に発表された決算を受けて買われた。
また、近鉄エクス (T:9375)、コスモエネHD (T:5021)、長野計器 (T:7715)などが東証1部上昇率上位となった。
東証2部では決算発表の東芝 (T:6502)などが売られた。
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■概況■22548.35、+9.23
6日(月)の日経平均は小幅に3日続伸。
米国では日本の3連休中にNYダウなどの主要株価指数が最高値を更新し、円相場も一時1ドル=114円台後半まで下落していたことから、本日の日経平均はこうした流れを受けて73円高からスタートした。
寄り付き後は一時22644.68円(前週末比105.56円高)まで上昇して年初来高値を更新したが、短期的な過熱感から利益確定の動きが広がり、前引けにかけて伸び悩んだ。
後場に入ると3ケタの下落となる場面があったものの、下値では押し目買いが入り下げ渋った。
大引けの日経平均は前週末比9.23円高の22548.35円となった。
東証1部の売買高は19億3816万株、売買代金は3兆3497億円だった。
業種別では、卸売業、海運業、鉱業が上昇率上位だった。
一方、非鉄金属が3%超下げたほか、パルプ・紙、銀行業が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ (T:9983)が2%超、ソニー (T:6758)や三菱商 (T:8058)が3%超の上昇となった。
ファーストリテは10月既存店売上高が好調で、三菱商は取引時間中に上期決算や通期予想の上方修正を発表した。
その他では神戸鋼 (T:5406)、トヨタ自 (T:7203)、ファナック (T:6954)などがしっかり。
また、決算が好感されたDTS (T:9682)や旭ダイヤ (T:6140)、レーティング引き上げ観測のロジスネクス (T:7105)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、米子会社が同業との統合交渉打ち切りを発表したソフトバンクG (T:9984)や、業績予想の下方修正を発表したSUBARU (T:7270)は2%超の下落。
マツダ (T:7261)は4%超下げた。
その他では任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)などが軟調。
また、上期決算を発表した古河電 (T:5801)が日本ライフL (T:7575)、フジミインコ (T:5384)などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【4日続伸、バブル崩壊後の高値を大きく更新】7日(火)
■概況■22937.60、+389.25
7日(火)の日経平均は大幅に4日続伸。
円相場が1ドル=113円台後半とやや強含んでいることから、本日の日経平均は29円安でスタートした。
ただ、寄り付き後は日経平均先物が買われるとともに指数寄与度の大きい値がさ株が上昇したほか、主力株への海外投資家の買い観測もあり、強含みの展開となった。
1996年6月に付けたバブル崩壊後の戻り高値(22750.70円)を上回ると、大引けにかけて一時22953.18円(前日比404.83円高)まで上昇する場面があった。
終値では1992年1月以来、約25年10ヶ月ぶりの高値となった。
大引けの日経平均は前日比389.25円高の22937.60円となった。
東証1部の売買高は18億9665万株、売買代金は3兆5126億円だった。
業種別では、鉱業、海運業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。
一方、下落したのは水産・農林業、金属製品の2業種のみだった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ (T:9983)やファナック (T:6954)などの値がさ株、キーエンス (T:6861)やSUMCO (T:3436)などのハイテク株、三菱商 (T:8058)や三井物 (T:8031)などの商社株が買われた。
その他売買代金上位もソニー (T:6758)、任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)など全般しっかり。
ソフトバンクG (T:9984)は決算発表を受けて売りが先行したが、後場にプラスへ切り返した。
また、決算が好感された日製鋼所 (T:5631)がストップ高水準まで買われ、OBARA−G (T:6877)やハウスドゥ (T:3457)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、神戸鋼 (T:5406)やSUBARU (T:7270)がさえない。
下期の業績見通しが嫌気されたディスコ (T:6146)は2%超下げ、KLab (T:3656)は急反落した。
また、インベスターC (T:1435)、ワールドHD (T:2429)、ジャストシス (T:4686)などが東証1部下落率上位となった。
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【反落、利食い先行も下値は限られる】8日(水)
■概況■22913.82、-23.78
8日(水)の日経平均は反落。
7日の米国市場はまちまちの展開となり、米長期金利の下落から金融セクターが売られたが、税制改革への期待から下値は限られた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22865円だったことから、これにサヤ寄せする格好から利食い優勢の展開となった。
しかし、寄付き直後に22759.07円まで下げた後は、押し目買い意欲の強さから下げ幅を縮め、後場には22900円を回復している。
大引けの日経平均は前日比23.78円安の22913.82円となった。
東証1部の売買高は18億66822万株、売買代金は3兆3382億円だった。
業種別では、保険、銀行、建設、鉄鋼、その他金融が冴えない。
一方で、その他製品、海運、電気機器、化学が1%を超える上昇。
◆注目銘柄◆
ファナック (T:6954)、資生堂 (T:4911)、ソニー (T:6758)、東エレク (T:8035)が日経平均を下支えする格好。
一方で、日東電 (T:6988)、ファーストリテ (T:9613)、NTTデータ (T:9613)が重しとなったが、これまでの上昇に対する利食いの範囲内での推移であり、押し目買い意欲の強さがうかがえる。
ソフトバンクG (T:9984)は利食い優勢だったが、前日比5円安まで下げ渋るなど、調整局面の中での底堅さが意識されていた。
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【小幅続落、ソニーなど主力大型株の一角に利益確定の動き】9日(木)
■概況■22868.71、-45.11
9日(木)の日経平均は続落。
米株高の流れを受けて反発して始まると、寄付き後早い段階で1992年1月以来の23000円を回復。
その後も上げ幅を広げる展開が続いており、前引け間際には一時23382.15円まで上げ幅を拡大させた。
しかし、後場に入ると高値もち合いのなか、急速に失速する格好となり、22522.83円まで急落する場面をみせている。
ただ、押し目買い意欲の強さから、大引けにかけては下げ幅を縮めている。
日経平均の続落は9月26-27日以来。
大引けの日経平均は前日比45.11円安の22868.71円となった。
東証1部の売買高は27億4775万株。
売買代金は4兆9935億円だった。
出来高、売買代金いずれも今年最大となった。
業種別ではゴム製品が3%を超える下げとなったほか、石油・石炭製品、繊維、ガラ・土石製品、その他製品が一服。
一方で、 鉱業、建設、その他金融、鉄鋼、保険がしっかり。
◆注目銘柄◆
ソニー (T:6758)が高値更新後、後場に入って利益確定に押されほか、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ (T:7203)、ファナック (T:6954)が一服。
一方で、ファーストリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、キーエンス (T:6861)、ミネベア (T:6479)が堅調だった。
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【3日続落、売り先行で一時350円超安】10日(金)
■概況■22681.42、-187.29
10日(金)の日経平均は3日続落。
9日の米国市場では、税制改革法案の早期成立が困難になるとの見方からNYダウは101ドル安となった。
円相場は1ドル=113円台前半と強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて288円安からスタートした。
週末要因に加え、前日の乱高下で目先のピーク感が意識されたこともあり、朝方には利益確定売りがかさんで22511.93円(前日比356.78円安)まで下落する場面があった。
後場には日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測などを支えに下げ渋ったが、5日線手前で戻り一服となった。
大引けの日経平均は前日比187.29円安の22681.42円となった。
東証1部の売買高は18億9046万株、売買代金は3兆5894億円だった。
業種別では、ゴム製品が6%超下げたほか、非鉄金属、水産・農林業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品が4%高となったほか、鉱業、海運業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、東エレク (T:8035)、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)などが軟調。
今期営業利益見通しを下方修正したブリヂス (T:5108)は7%超下落した。
住友鉱 (T:5713)も上期決算や修正後の通期予想が市場の期待に届かず4%超安。
また、熊谷組 (T:1861)は住友林 (T:1911)との資本業務提携に基づく第三者割当増資実施を発表して希薄化懸念が広がり、東証1部下落率トップとなった。
一方、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、神戸鋼 (T:5406)などがしっかり。
ファーストリテ (T:9983)は2%近い上昇で指数を支えた。
SUMCO (T:3436)は決算やシリコンウェーハの価格上昇見通しが好感されて10%超高。
ユニチャーム (T:8113)も前引け後に発表された決算を受けて買われた。
また、近鉄エクス (T:9375)、コスモエネHD (T:5021)、長野計器 (T:7715)などが東証1部上昇率上位となった。
東証2部では決算発表の東芝 (T:6502)などが売られた。
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