【大幅高となる】18450-18650円のレンジを想定=村瀬 智一
30日のNY市場はまちまち。
OPEC総会での減産合意を受けて原油相場が大幅上昇となり買いが先行。
11月ADP雇用統計や個人所得が予想を上振れたことで、11月雇用統計への期待が強まった。
一方で医薬品・バイオテクノロジーセクターが軟調。
ダウ平均は1.98ドル高の19123.58、ナスダックは56.24ポイント安の5323.68。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の18615円。
シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行することになろう。
直近の調整で過熱感が和らいでいたほか、ボリンジャーバンドでは+2σが18630円まで切り上がっていたこともあり、ギャップアップでも過熱感は強まりづらい。
ただ、米国市場がまちまちとなるなか、買い一巡後は利食いも出易いところであろう。
新たなショートポジションも積み上がりやすい。
18450-18650円のレンジを想定する。