📊 上級投資家がどのようにポートフォリオを組んでいるかご覧くださいヒントを探す

NY市場サマリー(2日)

発行済 2019-10-03 07:15
更新済 2019-10-03 07:20
NY市場サマリー(2日)
EUR/USD
-
US500
-
DJI
-
GM
-
F
-
ATVI
-
LCO
-
CL
-
IXIC
-
US2YT=X
-
US5YT=X
-
US10YT=X
-
US30YT=X
-
TRCCRB
-
VIX
-
DXY
-
SPSY
-
SPNY
-

[2日 ロイター] - <為替> ドルが対円で下落し、1週間ぶりの安値を付けたほか、対ユーロでも値下がりした。前日の米供給管理協会(ISM)製造業統計の悪化が尾を引き、経済を巡る懸念が根強く、ドル安、株安、債券高の展開となった。ダウ平均株価は一時500ドル以上急落した。

この日発表された9月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が13万5000人増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想の14万人増に届かなかった。ただ一部の市場関係者は予想ほど悪い内容ではなかったと指摘した。[nL3N26N2KD]

前日発表の9月のISM製造業景気指数は47.8と、前月の49.1から悪化し、2009年6月以来約10年ぶりの低水準と記録した。指数の低下は6カ月連続で、景気拡大・縮小の節目となる50を2カ月連続で下回った。[nL3N26M3BW]

ただ市場関係者の多くはドル資産の利回りが高いことや米経済が全般的に好調なことから、ドル安の流れは一時的にとどまると見ている。

ドル/円 は0.6%安の107.39円。一時107.06円まで値下がりした。ユーロ/ドル (EUR=)は0.3%高の1.0959ドル。前日は2年ぶり安値となる1.0877ドルを付ける場面も見られた。主要6通貨に対するドル指数 (DXY)は0.1%安の99.014。

<債券> 2年債利回りが低下し、約2年ぶりの低水準となった。軟調な雇用関連指標を受け、米経済に対する投資家の信頼感が落ち込み、10月の米利下げ期待が広がった。

CMEグループのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)が10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を現行の1.75─2.0%から25ベーシスポイント(bp)引き下げる確率は75.4%と、9月30日時点の39.6%から上昇した。

2年債利回り (US2YT=RR)は午後の取引で7.2bp低下の1.484%。前日は2009年6月以来の低水準となった米供給管理協会(ISM)の9月製造業景気指数を受け、6.6bp低下していた。

指標10年債利回り (US10YT=RR)は終盤で4.7bp低下の1.597%。30年債利回り (US30YT=RR)は1.8bp低下の2.086%。

<株式> 大幅続落。主要株価3指数は軒並み1日としては約6週間ぶりの大幅な下げを記録した。最近発表された製造業や雇用関連指標が低調な内容で、米中貿易摩擦が米経済に打撃を与えている可能性を示唆した。

航空機への補助金を巡る米国と欧州連合(EU)との対立を巡り、世界貿易機関(WTO)が2日、米国が75億ドル相当の欧州製品に輸入関税をかけることを承認したことも通商懸念を深めた。[nL3N26N304]

S&P11セクター全てが下落。エネルギー (SPNY)と金融 (SPSY)がともに2%超値下がりした。

S&P総合500種 (SPX)とダウ工業株30種 (DJI)は約1カ月ぶりに100日移動平均線を下回った。S&P500は2週間前に7月に付けた過去最高値に接近したが、足元では最高値から約5%下落した水準にある。

米ボラティリティー・インデックス(VIX指数) (VIX)は1.9ポイント上昇の20.47と、約1カ月ぶりの高水準となった。

個別銘柄では、米ゲームソフトのアクティビジョン・ブリザード (O:ATVI)が1.2%安。バーンスタインが投資判断を「マーケットパフォーム」に引き下げた。

米自動車大手フォード (N:F)は3.3%安。第3・四半期の米自動車販売が約5%減少したと発表した。同期間の自動車販売が米調査会社エドモンズの予想を下回ったゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)も4.0%安だった。[nL3N26N31U]

<金先物>  投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産として買われ、続伸した。中心限月12月物の清算値は前日比18.90ドル(1.27%)高の1オンス=1507.90ドル。

<米原油先物> 米景気減速に伴うエネルギー需要の減退懸念が重しとなり、7営業日続落となった。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は、前日比0.98ドル(1.83%)安の1バレル=52.64ドル。12月物は0.99ドル安の52.51ドルだった。

ドル/円 NY終値 107.17/107.19

始値 107.58

高値 107.60

安値 107.06

ユーロ/ドル NY終値 1.0958/1.0960

始値 1.0920 (EUR=)

高値 1.0963

安値 1.0916

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 103*19.00 2.0876% (US30YT=RR)

前営業日終値 103*06.00 2.1060%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*07.00 1.6009% (US10YT=RR)

前営業日終値 99*26.50 1.6440%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*10.00 1.4349% (US5YT=RR)

前営業日終値 100*00.25 1.4980%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.00 1.4840% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*28.50 1.5560%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26078.62 -494.42 -1.86 (DJI)

前営業日終値 26573.04

ナスダック総合 7785.25 -123.44 -1.56 (IXIC)

前営業日終値 7908.69

S&P総合500種 2887.61 -52.64 -1.79 (SPX)

前営業日終値 2940.25

COMEX金 12月限 1507.9 +18.9

前営業日終値 1489.0

COMEX銀 12月限 1768.3 +38.1

前営業日終値 1730.2

北海ブレント 12月限 57.69 ‐1.20 (LCOc1)

前営業日終値 58.89

米WTI先物 11月限 52.64 ‐0.98 (CLc1)

前営業日終値 53.62

CRB商品指数 172.9439 ‐1.1437 (TRCCRB)

前営業日終値 174.0876 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191002T221519+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます