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NY市場サマリー(7日)

発行済 2019-10-08 07:13
更新済 2019-10-08 07:16
NY市場サマリー(7日)
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[7日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場ではドル指数が小幅高。今週予定されている米中通商協議待ちとなっている。

ブルームバーグは6日、中国が米中通商協議を控え、協議を求める議題の範囲を大幅に狭めていると報じたことを受け、全体的なリスク選好度は低かった。[nL3N26R0GV]

米中通商協議は今週10─11日に再開され、劉鶴・中国副首相がムニューシン米財務長官およびライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とワシントンで会談する。

スコシアバンク(トロント)のチーフ市場ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は、ブルームバーグの報道を受け「きょうの全体的な地合いは再び軟化した」と述べた。

ドル指数 (DXY)は0.17%高の98.979。

FOXビジネスの記者が、中国商務省は通商協議で米国と合意する用意があると明らかにしたと投稿したことを受け、ドルが対円で強含み、0.36%高の107.32円となった。

一方で貿易戦争を巡る懸念のくすぶりが貿易面の影響を受けやすい通貨の重しとなり、豪ドルは対米ドルで0.56%下落した。

MAFグローバルフォレックス(フランクフルト)のストラテジスト、マーク・アンドレ・フォンゲルン氏は「米中通商合意が近づいているようにはみえない」と指摘。9日公表予定の9月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やFOMCメンバーがより大幅な金融緩和策の検討を強めている可能性がある。そうなれば安全通貨への買いが続き、ドルは一時的に弱含むだろう」と述べた。

ドルは前週初めに対ユーロで28カ月ぶりの高値を付けたが、この日のユーロはほぼ横ばいだった。

ポンドは対ドルで0.3%安。英国と欧州連合(EU)が離脱合意に近づいていないとの懸念が高まった。

<債券> 週内の総額780億ドルの国債入札を控え国債価格が低下し、利回りが上昇した。

2年債 (US2YT=RR)利回りは6.4ベーシスポイント(bp)上昇の1.462%。10年債 (US10YT=RR)利回りは3.9bp上昇。前週は米供給管理協会(ISM)が発表した製造業と非製造業指標が軟調だったことで、2年債利回りは22.6bp、10年債利回りは15.9bp、それぞれ低下していた。

今週は財務省は380億ドルの3年債、240億ドルの10年債(リオープン)、160億ドルの30年債(同)入札を実施。入札を控え国債価格が下落することはよく見られるが、アクション・エコノミクスのアナリストは「入札を控え、この日の取引では米株価が下落する中でも国債価格が下落(利回りは上昇)した」と述べた。

今週は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演のほか、FRBが9日に発表する9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米中通商協議などが注目されている。

市場関係者は短期金融市場の現在の状況を推し量ろうと、パウエル議長の講演のほか、一連の国債入札の動向に注目。TD証券のグローバル金利戦略部門責任者、プリヤ・ミスラ氏は「短期金融市場を巡る問題でディーラーの間でバランスシートが逼迫していることが明るみに出たため、ディーラーの応札状況に注目している」と述べた。

<株式> 小幅安で終了した。米中通商協議を巡る報道で慎重な見方が出ていることが背景。

ブルームバーグは週末、中国当局者がトランプ大統領の追求する幅広い範囲での通商合意に対して後ろ向きの姿勢を強めていると報じた。[nL3N26R0GV] しかし、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はこの日、米中通商交渉が進展する可能性があるとしたほか、米国の証券市場に上場している中国企業の上場廃止は「検討事項になっていない」と述べた。

午後に入り、FOXの記者が中国商務省からの情報として、中国が部分的な合意に前向きと報じたことを受け、株価は一時上昇する場面もあった。

米中はこの日、次官級の通商協議を開始。ホワイトハウスは、ムニューシン米財務長官、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と劉鶴・中国副首相らによる閣僚級協議が10日始まることを確認した。

TDアメリトレードのトレーダー戦略マネジャー、ショーン・クルーズ氏は「市場は通商協議の結果をどのように織り込むべきか模索している」と述べた。

個別銘柄では自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)が0.5%安。全米自動車労組(UAW)は前日、新労働協約を巡る交渉でGM側の提案を拒否。交渉は難航する様相となっている。

投資家の関心は今後、来週から始まる米企業の第3・四半期決算シーズンにシフトする見通し。貿易摩擦による米企業業績への影響が明確になる可能性がある。IBESのデータによると、S&P総合500を構成する企業の第3・四半期利益は前年同期比約3%減となることが予想されている。

<金先物> 米中貿易協議の行方に注目が集まる中、持ち高調整の売りなどに押されて続落した。中心限月12月物の清算値は前週末比8.50ドル(0.56%)安の1オンス=1504.40ドル。

米中両国は10日からワシントンで閣僚級の貿易協議を再開する。15日に発動予定の対中追加関税第1─3弾の税率引き上げ回避などを目指して交渉を続けるが、米ブルームバーグ通信は6日、中国代表団を率いる劉鶴副首相が最近、産業政策や補助金の改革を確約する提案をしないことを米側に伝えたと報道。米農産物の購入や金融市場開放で歩み寄る代わりに構造改革問題を先送りしたい意向とみられ、両国の溝が埋まるかどうかは依然として不透明な情勢となっている。

一方、7日の外国為替市場では未明にかけて、ドルがユーロに対し強含みに推移。これがドル建て商品の金塊の割高感を強め、金相場は一時1501.20ドルの安値を付けた。ただその後は、1500ドルの節目を前に買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。

<米原油先物> 米中貿易協議の行方に注目が集まる中、ほぼ横ばいとなった。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前週末比0.06ドル(0.11%)安の1バレル=52.75ドル。12月物は0.03ドル安の52.71ドルだった。

午前は買いが優勢の展開。為替相場がドル安・ユーロ高に振れ、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたほか、過去2週間で9%超下落していたことによる安値拾いの買いも入ったもよう。イラク各地で1日から続いている反政府デモの死者は少なくとも110人に達し、混乱が長引けば同国の石油輸出にも影響が出るとの思惑もあり、一時54.06ドルまで上昇した。

ただ、終盤にかけては、市場の注目が10日からワシントンで開催される米中閣僚級貿易協議に集まる中、上げ幅を消す動きとなった。午前は協議進展への期待感も相場を支えたが、一時的だった。先週の米原油在庫が4週連続で増加したもようだとするロイター通信のアナリスト予想も相場の重し。

ドル/円 NY終値 107.28/107.31

始値 106.88

高値 107.45

安値 106.81

ユーロ/ドル NY終値 1.0970/1.0972

始値 1.0978 (EUR=)

高値 1.1000

安値 1.0970

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 104*12.00 2.0532% (US30YT=RR)

前営業日終値 105*09.00 2.0140%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*17.50 1.5648% (US10YT=RR)

前営業日終値 101*00.50 1.5140%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*15.75 1.3973% (US5YT=RR)

前営業日終値 100*26.25 1.3290%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*02.00 1.4678% (US2YT=RR)

前営業日終値 100*06.38 1.3980%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26478.02 -95.70 -0.36 (DJI)

前営業日終値 26573.72

ナスダック総合 7956.29 -26.18 -0.33 (IXIC)

前営業日終値 7982.47

S&P総合500種 2938.79 -13.22 -0.45 (SPX)

前営業日終値 2952.01

COMEX金 12月限 1504.4 ‐8.5

前営業日終値 1512.9

COMEX銀 12月限 1754.0 ‐8.5

前営業日終値 1762.5

北海ブレント 12月限 58.35 ‐0.02 (LCOc1)

前営業日終値 58.37

米WTI先物 11月限 52.75 ‐0.06 (CLc1)

前営業日終値 52.81

CRB商品指数 173.1003 ‐0.3944 (TRCCRB)

前営業日終値 173.4947 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191007T221345+0000

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