📊 上級投資家がどのようにポートフォリオを組んでいるかご覧くださいヒントを探す

NY市場サマリー(4日)

発行済 2019-11-05 07:48
更新済 2019-11-05 07:53
NY市場サマリー(4日)
EUR/USD
-
US500
-
DJI
-
LCO
-
CL
-
IXIC
-
US2YT=X
-
US5YT=X
-
US10YT=X
-
US30YT=X
-
TRCCRB
-
SOX
-
DXY
-
SPLRCI
-
SPLRCT
-

[4日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。米中通商協議を巡る期待感からリスク選好度が高まり、米株や債券利回りは上昇したものの、為替相場は比較的慎重な展開となった。

OANDAのシニア市場ストラテジスト、エドワード・モヤ氏は、ドルが5営業日続落していたことを背景に「ドルショートを手じまい、利益を確定する動きが一部見られた」と述べた。

ロス米商務長官が3日公表のブルームバーグとのインタビューで、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に米国企業が部品を販売するためのライセンスが「かなり近いうちに」交付されるとの見通しを示したことも、リスク選好度を押し上げた。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数 (DXY)は0.3%高の97.547。

ユーロ/ドル (EUR=)は0.3%安の1.1127ドル。

<債券> 米金融・債券市場では国債利回りが上昇。今週行われる四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)を控え警戒感が広がったほか、米中通商協議進展への期待からリスク選好が改善し、国債に売りが出た。

四半期入札は総額840億ドルで、新規調達額は235億ドル。内訳は5日に3年債380億ドル、6日に10年債270億ドル、7日に30年債190億ドル。

マニュライフ・アセットマネジメント(ボストン)のシニア債券トレーダー、マイケル・ロリジオ氏は「市場では四半期入札に再び注目が集まっている」と指摘した。

米中両国は1日、通商問題を巡る閣僚級の電話協議で進展が得られたとした上で、米当局者は月内に「第1段階」の合意に署名する可能性があると明らかにした。

10年債価格 (US10YT=RR)は18/32安。利回りは先週末の1.728%から1.789%上昇した。

<株式> 米国株式市場は続伸。米中通商協議を巡る期待感などを背景に、主要株価3指数が終値で過去最高値を付けた。

終値での最高値更新は、S&P500とナスダックが2営業日連続。ダウは、7月以来となった。

米当局者は1日、中国との第1段階の通商合意に月内に署名する可能性があるとの見方を示した。また、ロス米商務長官は3日、米国企業に中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への部品販売を認めるライセンスをまもなく付与するとの見通しを示した。

通商問題に最も敏感とされるセクターが買われ、S&P情報技術指数 (SPLRCT)は約0.6%上昇。フィラデルフィア半導体指数 (SOX)は過去最高値を付け、S&P工業指数 (SPLRCI)は1.2%高となった。

米中通商協議への期待感に加え、米連邦準備理事会(FRB)による前週の利下げや、10月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回ったことも株価を下支えしている。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、リスク選好の流れの中で株高が進行する中、安全資産に対する需要も根強く、方向感のない取引となった。

前週末1日に発表された10月の米雇用統計では、景気動向を示す非農業部門就業者数が市場予想を上回る伸びを示し、景気の先行き不安はひとまず後退。また、米中貿易協議をめぐっては、習近平中国国家主席とトランプ米大統領が継続的に連絡を取り合っているとする中国外務省報道官の発言を米メディアが伝え、首脳会談が月内にも実現しそうだとの楽観的な見方が広がった。

こうした中、この日はリスク選好ムードが優勢となり、米株式相場では午前の早い段階に、ダウ工業株30種平均など主要指数が軒並み史上最高値を更新。これに押され、金塊は昼ごろに一時1506.50ドルの安値を付けた。しかし、世界的に製造業関連の指標が悪化しており、各国の主要中央銀行が緩和的な金融政策を維持する中で、安全資産とされる金塊の下値も堅く、午後には前週末清算値付近の水準まで買い戻された。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中貿易戦争を背景としたエネルギー需要の先行き懸念が和らぐ中、続伸した。

中国外務省報道官は4日、習近平中国国家主席とトランプ米大統領が「さまざまな手段」を通じて継続的に連絡を取り合っていると述べた。また、週末1日に発表された米中の経済指標が堅調だったことから、世界的な景気減速でエネルギー需要が低迷するとの警戒感がひとまず後退した。

石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国で構成されるOPECプラスの会合を12月に控えて、協調減産拡大への根強い期待も相場を押し上げた。ロイターによると、イランのザンギャネ石油相は減産の拡大で合意することを期待していると発言した。

ドル/円 NY終値 108.56/108.59

始値 108.41

高値 108.64

安値 108.37

ユーロ/ドル NY終値 1.1126/1.1130

始値 1.1163 (EUR=)

高値 1.1170

安値 1.1125

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 99*20.00 2.2673% (US30YT=RR)

前営業日終値 100*26.50 2.2120%

10年債(指標銘柄) 17時04分 98*19.50 1.7805% (US10YT=RR)

前営業日終値 99*02.50 1.7280%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.00 1.5982% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*23.75 1.5540%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.50 1.5882% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*28.13 1.5620%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27462.11 +114.75 +0.42 (DJI)

前営業日終値 27347.36

ナスダック総合 8433.20 +46.80 +0.56 (IXIC)

前営業日終値 8386.40

S&P総合500種 3078.27 +11.36 +0.37 (SPX)

前営業日終値 3066.91

COMEX金 12月限 1511.1 ‐0.3

前営業日終値 1511.4

COMEX銀 12月限 1806.6 +1.4

前営業日終値 1805.2

北海ブレント 1月限 62.13 +0.44 (LCOc1)

前営業日終値 61.69

米WTI先物 12月限 56.54 +0.34 (CLc1)

前営業日終値 56.20

CRB商品指数 181.0883 +0.8145 (TRCCRB)

前営業日終値 180.2738

(※関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191104T224816+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます