[12日 ロイター] -
<為替> ドル指数は3カ月ぶり安値でほぼ変わらず。新型コロナウイルスの追加経済対策への楽観的見方が広がった。
トランプ米政権は11日、包括的なコロナ経済対策法案を巡る協議の行き詰まりを受け、既に期限が切れた中小企業向け支援策の残余資金を活用した小規模なコロナ景気対策を可決するよう議会に求めた。[nL4N2H30G2]
また、ホワイトハウスのマクナニー報道官は12日、トランプ大統領が求める経済対策に上院共和党が賛同する意向だと述べた。
オフショア人民元
ドル指数 (=USD)は0.059%安。
ユーロ (EUR=EBS)は0.18%下落の1.18105ドル。世界保健機関(WHO)は欧州に対し新型コロナ感染対策の強化を呼び掛けている。
円は対ドル
NY外為市場:[USD/J]
<債券> コロンブスデーのため休場。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 大幅に続伸して取引を終えた。新型コロナウイルスの追加経済対策への期待のほか、決算シーズンを控えてアマゾン・ドット・コムやアップルなどテクノロジー株が上昇したことを受けた。
アップル (O:AAPL)は新型iPhoneの発表が予想される13日のイベントを前に6.4%上昇。
アマゾン (O:AMZN)は4.8%高。13日から2日間の日程で恒例のセールイベント「プライム・デー」を開催する。マイクロソフト (O:MSFT)も2.6%上昇。S&P情報技術株は2.7%高となった。
トランプ米政権は11日、包括的な新型コロナウイルス経済対策法案を巡る協議の行き詰まりを受け、既に期限が切れた中小企業向け支援策の残余資金を活用した小規模なコロナ景気対策を可決するよう議会に求めた。これを受け、楽観的な見方が広がった。[nL4N2H30G2]
11月の大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利する見方が強まっており、市場はインフラ支出の拡大や世界貿易の不確実性の低下など、バイデン氏が大統領になることで得られる潜在的な利益に注目し始めている。
その他の個別株では、ツイッター (N:TWTR)が5.1%高。ドイツ銀行が投資判断を「バイ」に引き上げた。来年まで成長が続くとみられるとした。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 新型コロナウイルス追加経済対策をめぐる協議に注目が集まる中、小幅続伸した。プラスは3営業日連続。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前週末比2.70ドル(0.14%)高の1オンス=1928.90ドル。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 供給懸念が後退し、大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は前週末比1.17ドル(2.88%)安の1バレル=39.43ドル。12月物は1.18ドル安の39.73ドルとなった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
*為替リポートの訂正内容を反映させました。
ドル/円 NY終値 105.30/105.33
始値 105.50
高値 105.51
安値 105.25
ユーロ/ドル NY終値 1.1813/1.1815
始値 1.1796 (EUR=)
高値 1.1817
安値 1.1787
30年債(指標銘柄) 休場 (US30YT=RR)
10年債(指標銘柄) 休場 (US10YT=RR)
5年債(指標銘柄) 休場 (US5YT=RR)
2年債(指標銘柄) 休場 (US2YT=RR)
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 28837.52 +250.62 +0.88 (DJI)
前営業日終値 28586.90
ナスダック総合 11876.26 +296.32 +2.56 (IXIC)
前営業日終値 11579.94
S&P総合500種 3534.22 +57.09 +1.64 (SPX)
前営業日終値 3477.13
COMEX金 12月限 1928.9 +2.7
前営業日終値 1926.2
COMEX銀 12月限 2527.1 +16.3
前営業日終値 2510.8
北海ブレント 12月限 41.72 ‐1.13 (LCOc1)<0#LCO:>
前営業日終値 42.85
米WTI先物 11月限 39.43 ‐1.17 (CLc1)<0#CL:>
前営業日終値 40.60
CRB商品指数 149.8048 ‐1.9344 (TRCCRB)
前営業日終値 151.7392
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