ドル/円
正午現在 91.35/36 1.4702/03 134.28/37
午前9時現在 91.19/22 1.4731/34 134.34/41
NY17時現在 91.03/07 1.4740/46 134.26/29
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[東京 18日 ロイター] 正午現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時
点から小幅高の91円前半。海外市場終盤の流れを引き継ぎ、下落基調の続いてきたドル
の買い戻しが小幅ながら進んだ。しかし、市場ではドルのじり安が続く流れに変化はなく、
日本勢が連休となる来週にもドルが90円を割り込む可能性があるとの声が出ている。
東京市場はドルがしっかり。「ポジション調整的に買い戻しが強まった」(外銀)とい
い、ドル/円は91.45円まで反発。前日東京の終盤に1.4768ドルと昨年9月以
来の高値をつけたユーロは1.4695ドルまで、同0.8775ドルと8月以来の高値
を更新した豪ドル/米ドル
しかし、ドルの買い戻しがこのまま続くとの見方は少数。「株高などを背景とするリス
ク選好のドル売り地合いに変わりはない」(先の外銀)との声が多数上がっている。特に
来週はドル買い/円売り需要の多い日本勢が3連休となるため、対円でドル売りが強まり
やすくなる可能性があるとして、ドルの90円割れを予想する声も出ている。
ドルの買い戻しが強まった一因として、英ポンドの下げを指摘する声もあった。英ロイ
ズ・バンキング・グループ
てきたとフィナンシャルタイムズ紙が伝えたことが手掛かり。英ポンド/ドル
朝方の1.64ドル半ばから1週間半ぶり安値の1.63ドル後半へ下落した。英ポンド
は対ユーロでも下落し、4カ月ぶり安値を更新している。
<スイスはデフレリスク低下か、通貨高は引き続き抑制スタンス>
ドル/スイスフラン
りの安値から小幅に切り返した後、もみあいとなった。市場予想通り、政策金利の据え置
きと金融緩和策の継続を決めたスイス国立銀行(中央銀行)が17日、あらためてスイス
フランの上昇を抑制するため為替介入を続けると表明したことで、ユーロ/スイスフラン
小幅に上回る1.51スイスフラン半ばで推移している。
中銀は最新の経済見通しで、2009年国内総生産(GDP)伸び率をマイナス1.5
─2.0%と、前回のマイナス2.5―マイナス3.0%からに上方修正。消費者物価指
数(CPI)見通しは09年を0.5%低下と据え置いたが、10年を0.4%上昇から
0.6%上昇に、11年は0.3%上昇から0.9%上昇へ引き上げた。声明では引き続
きデフレリスクが残る一方、インフレ見通しから拡張的な金融政策の維持にも警戒感を示
しており「デフレリスクの低下認識を示した」(外銀)という。
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
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