日経平均は反落。
58.88円安の20166.21円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が大規模緩和を縮小する可能性を示唆したとの見方からユーロ買いが広がった。
米国では予想を上回る経済指標等の影響もあって長期金利が上昇。
原油相場の上昇も材料視された。
米国市場の流れからハイテク株には売りが先行するものの、長期金利上昇や円安、原油高等を受けて、銀行や鉱業、卸売などに資金がシフトする格好となった。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えて過半数を占めているが、全体としては底堅さが意識される。
日経平均は5日線レベルでのこう着となっている。
ハイテク株等が利食いに押されているが、金利上昇を受けて金融セクターに資金がシフトしており、理想的な循環であろう。
また、主力処の出遅れ修正といった格好にもなり、金融のリバウンドにより、中小型株への物色はやや一服といった格好である。
ただ米国では経済指標の発表が相次ぐため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが意識されてこよう。
金融株がこう着感を強めてくるようだと、中小型株へシフトしよう。
(村瀬智一)
58.88円安の20166.21円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が大規模緩和を縮小する可能性を示唆したとの見方からユーロ買いが広がった。
米国では予想を上回る経済指標等の影響もあって長期金利が上昇。
原油相場の上昇も材料視された。
米国市場の流れからハイテク株には売りが先行するものの、長期金利上昇や円安、原油高等を受けて、銀行や鉱業、卸売などに資金がシフトする格好となった。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えて過半数を占めているが、全体としては底堅さが意識される。
日経平均は5日線レベルでのこう着となっている。
ハイテク株等が利食いに押されているが、金利上昇を受けて金融セクターに資金がシフトしており、理想的な循環であろう。
また、主力処の出遅れ修正といった格好にもなり、金融のリバウンドにより、中小型株への物色はやや一服といった格好である。
ただ米国では経済指標の発表が相次ぐため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが意識されてこよう。
金融株がこう着感を強めてくるようだと、中小型株へシフトしよう。
(村瀬智一)