サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

日経平均は反落、金融株こう着なら再び中小型株へ

発行済 2017-06-28 12:16
更新済 2017-06-28 12:33
日経平均は反落、金融株こう着なら再び中小型株へ
 日経平均は反落。
58.88円安の20166.21円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が大規模緩和を縮小する可能性を示唆したとの見方からユーロ買いが広がった。
米国では予想を上回る経済指標等の影響もあって長期金利が上昇。
原油相場の上昇も材料視された。


 米国市場の流れからハイテク株には売りが先行するものの、長期金利上昇や円安、原油高等を受けて、銀行や鉱業、卸売などに資金がシフトする格好となった。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えて過半数を占めているが、全体としては底堅さが意識される。


 日経平均は5日線レベルでのこう着となっている。
ハイテク株等が利食いに押されているが、金利上昇を受けて金融セクターに資金がシフトしており、理想的な循環であろう。
また、主力処の出遅れ修正といった格好にもなり、金融のリバウンドにより、中小型株への物色はやや一服といった格好である。


 ただ米国では経済指標の発表が相次ぐため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが意識されてこよう。
金融株がこう着感を強めてくるようだと、中小型株へシフトしよう。

(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます