16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れ継続
■前場の注目材料:東宝、3Q営業利益10.9減だが、9-11月ではコンセンサス上回る
■豊通商、アフリカ開拓、認定中古車、全土に販売網
■中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れ継続
16日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。
15日の米国市場は、英議会でEU離脱案が否決されると一時上げ幅を縮小したものの、中国の景気刺激策に対する期待などから、NYダウは150ドルを超える上昇となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の20485円だが、中国が景気刺激策の導入を示唆したことは昨日の段階で織り込まれていることを考慮すれば、底堅い値動きだろう。
円相場は1ドル108円60銭台で推移している。
米国市場は高安まちまちではあったが、シティグループが大幅続伸となったほか、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなど金融セクターが堅調に推移しており、安心感につながろう。
また、アップルが2%を超える上昇で3日ぶりに反発となり、ハイテク株への支援材料となろう。
一方で英国のEU離脱案は大差で否決された。
サプライズはないが、アク抜けとはならないだろう。
メイ首相は超党派と協議のうえ週明けに代替案を提出する見通しだが、野党はメイ政権の不信任案を提出しており、16日に採決が行われる。
そのため、積極的な上値追いの流れには向かいづらいところである。
とは言え、中国国家発展改革委員会(発改委)は追加刺激策を示唆したとするなか、中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れは続くとみられ、底堅さが意識されやすいところであろう。
また、緩やかなリバウンドが継続しているが、目先的は日経平均の25日線が位置する20800円近辺までは意識されやすいだろう。
13週線が位置する21150円処までのリバウンドをみせたとしても、調整トレンドの中での上昇の範囲内となるため、その後は次第に強弱感が対立してきそうだ。
その他、マザーズ指数は上値抵抗の25日線を突破してきている。
一目均衡表では雲下限が950Pt辺りに位置しており、目先的にはこの辺りまでのリバウンドは意識されよう。
日経平均が20500円処での底堅さがみられるようだと、個人主体の中小型株物色もより活発になりそうだ。
■東宝、3Q営業利益10.9減だが、9-11月ではコンセンサス上回る
東宝 (T:9602)は15日、第3四半期決算を発表。
売上高は前年同期比1%減び1884.51億円、営業利益が同10.9%減の355.52憶円だった。
通期計画に対する進捗率は88%となる。
3Qの営業利益はコンセンサス(404億円程度)を下回るが、2Q時点で大きく下まわった影響であり、9-11月ではコンセンサスを上回っている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(20555.29、+195.59)
・NYダウは上昇(24065.59、+155.75)
・ナスダック総合指数は上昇(7023.83、+117.92)
・SOX指数は上昇(1197.03、+2.75)
・VIX指数は低下(18.60、-0.47)
・米原油先物は上昇(52.11、+1.60)
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感
・トランプ米大統領が中国と通商合意に自信
・豊通商 (T:8015)アフリカ開拓、認定中古車、全土に販売網
・GSユアサ (T:6674)一貫生産、リチウム電池セルから、ハンガリーで
・ダイヘン (T:6622)非接触給電システム、無人搬送車・ロボ向け拡充、小型製品3月投入
・菱地所 (T:8802)AI清掃ロボ100台導入、カーペット向け
・三井化学 (T:4183)シンガポールで樹脂原料、20年めど年産能力2万トン
☆前場のイベントスケジュール
・特になし
<SF>
■株式見通し:中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れ継続
■前場の注目材料:東宝、3Q営業利益10.9減だが、9-11月ではコンセンサス上回る
■豊通商、アフリカ開拓、認定中古車、全土に販売網
■中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れ継続
16日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。
15日の米国市場は、英議会でEU離脱案が否決されると一時上げ幅を縮小したものの、中国の景気刺激策に対する期待などから、NYダウは150ドルを超える上昇となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の20485円だが、中国が景気刺激策の導入を示唆したことは昨日の段階で織り込まれていることを考慮すれば、底堅い値動きだろう。
円相場は1ドル108円60銭台で推移している。
米国市場は高安まちまちではあったが、シティグループが大幅続伸となったほか、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなど金融セクターが堅調に推移しており、安心感につながろう。
また、アップルが2%を超える上昇で3日ぶりに反発となり、ハイテク株への支援材料となろう。
一方で英国のEU離脱案は大差で否決された。
サプライズはないが、アク抜けとはならないだろう。
メイ首相は超党派と協議のうえ週明けに代替案を提出する見通しだが、野党はメイ政権の不信任案を提出しており、16日に採決が行われる。
そのため、積極的な上値追いの流れには向かいづらいところである。
とは言え、中国国家発展改革委員会(発改委)は追加刺激策を示唆したとするなか、中国の景気刺激策に対する期待から買い戻しの流れは続くとみられ、底堅さが意識されやすいところであろう。
また、緩やかなリバウンドが継続しているが、目先的は日経平均の25日線が位置する20800円近辺までは意識されやすいだろう。
13週線が位置する21150円処までのリバウンドをみせたとしても、調整トレンドの中での上昇の範囲内となるため、その後は次第に強弱感が対立してきそうだ。
その他、マザーズ指数は上値抵抗の25日線を突破してきている。
一目均衡表では雲下限が950Pt辺りに位置しており、目先的にはこの辺りまでのリバウンドは意識されよう。
日経平均が20500円処での底堅さがみられるようだと、個人主体の中小型株物色もより活発になりそうだ。
■東宝、3Q営業利益10.9減だが、9-11月ではコンセンサス上回る
東宝 (T:9602)は15日、第3四半期決算を発表。
売上高は前年同期比1%減び1884.51億円、営業利益が同10.9%減の355.52憶円だった。
通期計画に対する進捗率は88%となる。
3Qの営業利益はコンセンサス(404億円程度)を下回るが、2Q時点で大きく下まわった影響であり、9-11月ではコンセンサスを上回っている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(20555.29、+195.59)
・NYダウは上昇(24065.59、+155.75)
・ナスダック総合指数は上昇(7023.83、+117.92)
・SOX指数は上昇(1197.03、+2.75)
・VIX指数は低下(18.60、-0.47)
・米原油先物は上昇(52.11、+1.60)
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感
・トランプ米大統領が中国と通商合意に自信
・豊通商 (T:8015)アフリカ開拓、認定中古車、全土に販売網
・GSユアサ (T:6674)一貫生産、リチウム電池セルから、ハンガリーで
・ダイヘン (T:6622)非接触給電システム、無人搬送車・ロボ向け拡充、小型製品3月投入
・菱地所 (T:8802)AI清掃ロボ100台導入、カーペット向け
・三井化学 (T:4183)シンガポールで樹脂原料、20年めど年産能力2万トン
☆前場のイベントスケジュール
・特になし
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