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UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル96円前半、株高を追い風に底堅い展開

発行済 2009-06-25 16:00
EUR/JPY
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       ドル/円

午後3時現在 96.18/21  1.3964/67  134.27/37

正午現在   95.98/00  1.3957/61  133.97/07

午前9時現在 95.69/73  1.3941/44  133.39/47

NY17時現在 95.65/67  1.3930/37  133.17/27

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 [東京 25日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は96円前半で、ニューヨーク

市場の午後5時時点から上昇。日経平均<.N225>をはじめアジア株が全般的に堅調だった

ことで、クロス円の買いや、豪ドルなどの相対的な高金利通貨が新たに買い進まれる展開

となり、ドル/円も底堅さを見せた。ただ引けにかけて株価が伸び悩んだことで、クロス

円、ドル/円ともに上昇のモメンタムが増幅するには至らなかった。

 この日は海外市場でドルが大きく買われた流れを受けて、東京市場でもドル/円は朝方

の95円半ばからじり高となり一時96.36円をつけた。きょうは実需の売買が集中す

る5・10日で仲値でドルが不足するとの観測や、前日に設定された大型投資信託に絡む

円売りの可能性なども、ドル/円やクロス円の上昇を支えた。

 クロス円では、ユーロ/円が134.57円ときょうの安値から1円を超える上昇とな

ったほか、豪ドル/円

 <米国債利回りと金利差相場の終焉>

 米連邦公開市場委員会は為替市場の波乱要因にはならなかったものの、為替市場が注目

する米国債利回りは上昇し、東京でも一段高となり、きょう実施予定の7年物米国債の入

札結果に関心が集まっている。

 米長期金利の指標となる10年物米国債の利回り

(価格は95―4/32)付近で、ニューヨーク市場終盤の3.6950%(同95―

10/32)から上昇し、価格は続落した。

 「最近は、米金利上昇とドル相場が正の相関関係を保っているが、これがどこまで継続

するのかは不透明だ。出口政策に対する懸念が高まれば、金利上昇し、ドルが下落する局

面も現れるだろう」とJPモルガン・チェース銀行のシニアFXストラテジスト棚瀬順哉

氏はいう。

 前日は米長期金利が上昇しドルが買い進まれる展開で、きょうも同じくドルと米長期金

利が上昇した。

 昨日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文について、「米長期金利上昇

が株価の上昇を伴わずに進行した場合は、次回のFOMCで追加の米国債購入を発表する

可能性がある。今回の声明文では情勢次第では(追加買い入れが)あり得るということを

明示している」と野村証券・外国為替アナリストの池田雄之輔氏は指摘する。

 池田氏が言及する声明文の箇所は、「FRBはバランスシートの規模や構成を監視して

おり、その結果として流動性プログラムを調整していく」という部分だ。

 さらに「これまでは金利が高ければ通貨や資産が買われるというクレジット・バブルな

らではの世界観だったが、これからはリスクとリターンを両方吟味するという経済の実力

相場になるだろう」池田氏は言う。米国では在庫循環の面からも、景気回復モメンタムの

急速な持ち直しが足踏み状態に入っている一方で、日本のモメンタムはこれから高まると

見られ、「ドル安/円高の流れになることが予想される」(同氏)と言う。

 <スイスフラン、ユーロ>

 ドル/円の上昇を支えた一因として、スイスフランの急落を指摘する声もある。複数の

市場筋によると、スイス中央銀行(SNB)か国際決済銀行(BIS)、あるいは両方が

24日、2度にわたって対ドルや対ユーロでスイスフランの売り介入を実施したとの観測

が広がり、前日海外の取引でドル/スイスフラン

1.11スイスフラン前半へ400ポイント弱下落した。スイスフランの押し下げ介入が

ドルの上昇圧力につながり「ドル/円が下がりにくくなる」(外銀)という。

 海外の取引では、ユーロ/スイスフラン

1.53スイスフラン後半へ360ポイント近く上昇。市場筋によると、1日の上げ幅は

SNBが量的緩和策の一環としてスイスフラン売り介入を行うことを発表した3月12日

以降で最大となった。「ユーロの1.50スイスフラン付近がSNBの『防衛ライン』と

なっているようだ。SNBが金融政策を正常化するまで、こうした状況が続く可能性もあ

る」(別の外銀)という。

 きょうの東京市場ではユーロ/スイスフランはおおむね1.53スイスフランをはさん

だ展開となり、現在は1.5290スイスフラン付近を推移している。

 ユーロは1.3975ドル付近で、小動きだった東京の取引では高値圏にある。

 欧州中央銀行(ECB)が前日に実施した初の期間1年の資金供給オペが事前予想を上

回る額となったことが、前日のユーロ安/ドル高につながったとする見方もある。ECB

は1%の固定金利で4422億4100万ユーロを供給。供給額は過去最大で、事前予想

中央値の3000億ユーロを上回った。

 しかし「ECBの金融緩和度合いは、米国や英国に比べてあくまでも小さいもので、短

期金利が下落したからと言って、新規のユーロ売り材料にはなりにくいだろう。基本的に

ドルが方向感を失っているため、ユーロも方向感があるとは言えない状況だ」(外銀)と

の指摘もある。

 前日、銀行間貸出の主要指標とみられる3カ月物EURIBOR

最低となる1.195%をつけた。

 (ロイター日本語ニュース 森佳子)

(yoshiko.mori@thomsonreuters.com;03-6441-1877;ロイターメッセージングyoshiko.

mori.reuters.com@reuters.net)

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