中国商務省から貿易協議に関するコメントが発表されたことにより、米株式指数先物は急騰し、9月限ダウ平均先物は184ドル高となっている。商務省は9月の米中貿易交渉について協議しており、中国は貿易戦争をエスカレートさせるのは望んでおらず、冷静に解決する意思があるとコメントした。
これにより為替も大きく動いており、ドル/円は106.25円と円安に振れている。ドル/人民元は0.22%安、ドル/ウォンは0.04%安となっている。ウォンは一時1215以上で推移していたが、過去の週足と同じように今回も跳ね返されている。
欧州株式市場も大きく上昇しており、独DAX指数は0.81%高、英FTSE100は0.84%高となっている。ジョンソン英首相が9月の第2週から5週にわたって議会を休会とする旨を決定したことで、合意なきブレグジットへの懸念が高まっていたが、本日は反発している。
9月限日経225先物も上昇し、2万610円となっている。8月初旬の急落以降は2万700円近くからは跳ね返されており、どこまで上値を伸ばせるかに注目が集まる。