[ニューヨーク 15日 ロイター] - ロイターとイプソスが実施した米大統領選の民主党候補指名争いに関する世論調査によると、ブルームバーグ元ニューヨーク市長の支持率は3%で、5位だった。
ブルームバーグ氏は民主党候補としての出馬を検討しているが、正式な出馬表明はしていない。同氏のコメントはとれていない。
民主党員と無党派層を対象とした調査によると、支持率トップはバイデン前副大統領とサンダース上院議員(ともに19%)。ウォーレン上院議員(13%)、インディアナ州サウスベンドのブティジェッジ市長(6%)が続いた。ハリス上院議員の支持率も3%だった。
民主党の候補者指名争いへの出馬を14日に表明したパトリック前マサチューセッツ州知事は、今回の調査の対象となっていない。
バージニア大学政治学センターの政治アナリスト、カイル・コンディク氏は、ブルームバーグ氏が新たに出馬を表明しても、他の民主党候補を上回る支持率を獲得するのは難しいと分析。多くの候補者はすでに1年近く各地を回り、資金調達を進めていると指摘した。
ブルームバーグ氏を知っていると回答した有権者は46%、民主党員でも49%にとどまった。
同氏を知っていると回答した有権者のうち、好感を持っていると答えたのは41%で、トランプ大統領と同水準だった。民主党員に限れば57%が好感を持っていると回答したが、民主党の上位候補との比較では好感度が大幅に低かった。
調査は成人2235人を対象に今月12─14日にオンラインで実施した。