日経平均は245円高(9時15分現在)。
米国株安を受けた今日の東京株式市場は、寄付き段階では買いが先行した。
米モデルナが開発中の新型コロナワクチンについて30日中に緊急使用許可を申請すると伝えられワクチン実用化・普及への期待が高まり株価支援要因となった。
また、昨日の米国株下落は月末要因によるところが大きいとの見方に加え、昨日の日経平均が200円を超す下げとなった後ということもあり押し目買い期待が株価を下支えした。
一方、日本でも新型コロナ感染拡大や米中対立激化が懸念され、また、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成るOPECプラスが21年以降の協調減産延長で合意できなかったと伝えられ東京市場の重しとなった。
さらに、日経平均の構成銘柄入れ替えに伴う売り需要も指摘されたが寄付き段階では買いが優勢だった。