*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:半導体関連への物色が継続!押し目も狙ってみたい銘柄特集【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年6月5日14時に執筆
日本政府も先端半導体の開発が急務と認識し始めたように思えます。
AIの発展が話題になっていますが、それらの進歩を支えるのも半導体となるはずです。
日の丸半導体の復活を見る日は来るのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
コロナ禍で混乱したサプライチェーンが落ち着き、半導体ユーザー各社の在庫調整も2023年後半から2024年前半には完了するとの予測が出ております。
様々な種類の半導体を全て一括りに“半導体”と呼ぶのは恐縮ですが、これからテクノロジーの進化に対応した先端半導体も含めて需要が回復していくのではないか…との見方が有力です。
広島や熊本に半導体工場を新設する計画や北海道や九州にもデータセンターを整備するという日本政府からの発表は、半導体関連への思惑買いを誘っております。
半導体関連と言っても、製造する過程でどの工程に関係する銘柄なのかをしっかりと把握した上で銘柄選定をしていきたいですねぇ。
昨今話題の米エヌビディアは、データセンターで使われるAI向け半導体市場でトップに君臨しております。
大量のデータ処理を可能とするチップを作るには、製造・検査に使われるレーザー、消費電力を抑える材料、化学薬品から水に至るまで日本企業のお家芸が発揮される事となるでしょうな。
日本企業が今後どのように先端半導体と関わっていくのか、しっかりと注視したいところです。
目覚ましいスピードでテクノロジーは進化しており、今回の一時的なブームだけでなく中長期で物色される銘柄であれば、押し目で狙ってみるのも一興ですな。
まずは第二のレーザーテック (TYO:6920)の呼び声が高い、マルチビームマスク描画装置が復調する予想の日本電子 (TYO:6951)は、直近で底を打って反発してきておりますな。
また、BT樹脂や超純過酸化水素を製造している三菱ガス化学 (TYO:4182)は、テーマ性のみならずPBR1倍割れ改善へ向けた自社株買い等の思惑もあるか…と、見ています。
さらに今年に入ってから上昇トレンドを築いている住友ベークライト (TYO:4203)は半導体封止材で世界シェアトップである事に加え、24年3月期も過去最高益の予想です。
同社は増配と自社株買いも発表しております。
半導体パッケージ基板材料となる「Tガラス」を手掛ける日東紡績 (TYO:3110)は、長らく上値抵抗となっていた26週線を直近で上抜きましたねぇ。
電子基板向けめっき薬品が主力の日本高純度化学 (TYO:4973)も半導体関連でPBRが1倍付近ですので要チェックですな。
そして、直近で年初来高値を更新した三井ハイテック (TYO:6966)は、半導体パッケージ内部のリードフレームを手掛けております。
また、メキシコに北米市場向けのEV用モーターコアを製造販売する子会社を設立しましたな。
6月14日の決算発表後に値動きがどうなるか監視を強めております。
こちらも半導体パッケージ・リードフレームを手掛ける富士通系の新光電気工業 (TYO:6967)は、富士通 (TYO:6702)の売却方針を受けて米投資ファンドのKKRやベイン・キャピタルのほか、産業革新投資機構、大日本印刷 (TYO:7912)などの応札が報じられ、買いが流入しています。
プリント配線基板などを手掛けるイビデン (TYO:4062)は、5月に入り一気に下値を切り上げております。
24年3月期は減益見通しですが、米インテルから引き合いがある同社の技術力は折り紙付きです。
6月2日時点で時価総額が1兆円を超えております。
大型株を好む海外勢の潤沢な投機資金に狙われやすい株ですねぇ。
最後は半導体テスト工程受託のテラプローブ (TYO:6627)です。
5月25日に連結子会社から12.42億円の配当金を営業外収益に計上すると好感されました。
75日線を下値サポートに堅調な上昇トレンドを築いている同社は、どこまで高値を更新できるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年6月5日14時に執筆
日本政府も先端半導体の開発が急務と認識し始めたように思えます。
AIの発展が話題になっていますが、それらの進歩を支えるのも半導体となるはずです。
日の丸半導体の復活を見る日は来るのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
コロナ禍で混乱したサプライチェーンが落ち着き、半導体ユーザー各社の在庫調整も2023年後半から2024年前半には完了するとの予測が出ております。
様々な種類の半導体を全て一括りに“半導体”と呼ぶのは恐縮ですが、これからテクノロジーの進化に対応した先端半導体も含めて需要が回復していくのではないか…との見方が有力です。
広島や熊本に半導体工場を新設する計画や北海道や九州にもデータセンターを整備するという日本政府からの発表は、半導体関連への思惑買いを誘っております。
半導体関連と言っても、製造する過程でどの工程に関係する銘柄なのかをしっかりと把握した上で銘柄選定をしていきたいですねぇ。
昨今話題の米エヌビディアは、データセンターで使われるAI向け半導体市場でトップに君臨しております。
大量のデータ処理を可能とするチップを作るには、製造・検査に使われるレーザー、消費電力を抑える材料、化学薬品から水に至るまで日本企業のお家芸が発揮される事となるでしょうな。
日本企業が今後どのように先端半導体と関わっていくのか、しっかりと注視したいところです。
目覚ましいスピードでテクノロジーは進化しており、今回の一時的なブームだけでなく中長期で物色される銘柄であれば、押し目で狙ってみるのも一興ですな。
まずは第二のレーザーテック (TYO:6920)の呼び声が高い、マルチビームマスク描画装置が復調する予想の日本電子 (TYO:6951)は、直近で底を打って反発してきておりますな。
また、BT樹脂や超純過酸化水素を製造している三菱ガス化学 (TYO:4182)は、テーマ性のみならずPBR1倍割れ改善へ向けた自社株買い等の思惑もあるか…と、見ています。
さらに今年に入ってから上昇トレンドを築いている住友ベークライト (TYO:4203)は半導体封止材で世界シェアトップである事に加え、24年3月期も過去最高益の予想です。
同社は増配と自社株買いも発表しております。
半導体パッケージ基板材料となる「Tガラス」を手掛ける日東紡績 (TYO:3110)は、長らく上値抵抗となっていた26週線を直近で上抜きましたねぇ。
電子基板向けめっき薬品が主力の日本高純度化学 (TYO:4973)も半導体関連でPBRが1倍付近ですので要チェックですな。
そして、直近で年初来高値を更新した三井ハイテック (TYO:6966)は、半導体パッケージ内部のリードフレームを手掛けております。
また、メキシコに北米市場向けのEV用モーターコアを製造販売する子会社を設立しましたな。
6月14日の決算発表後に値動きがどうなるか監視を強めております。
こちらも半導体パッケージ・リードフレームを手掛ける富士通系の新光電気工業 (TYO:6967)は、富士通 (TYO:6702)の売却方針を受けて米投資ファンドのKKRやベイン・キャピタルのほか、産業革新投資機構、大日本印刷 (TYO:7912)などの応札が報じられ、買いが流入しています。
プリント配線基板などを手掛けるイビデン (TYO:4062)は、5月に入り一気に下値を切り上げております。
24年3月期は減益見通しですが、米インテルから引き合いがある同社の技術力は折り紙付きです。
6月2日時点で時価総額が1兆円を超えております。
大型株を好む海外勢の潤沢な投機資金に狙われやすい株ですねぇ。
最後は半導体テスト工程受託のテラプローブ (TYO:6627)です。
5月25日に連結子会社から12.42億円の配当金を営業外収益に計上すると好感されました。
75日線を下値サポートに堅調な上昇トレンドを築いている同社は、どこまで高値を更新できるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず