*15:55JST TOPIXはバブル後の高値を更新【クロージング】
1日の日経平均は5日続伸。
91.28円高の32710.62円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。
利食い売りが先行して始まったものの、このところの弱い米経済指標の発表が相次いでいるため、過度な利上げ継続への懸念が薄れ、主力大型株中心に押し目を拾う動きにつながり、日経平均も前場終盤にかけて32845.46円まで上げ幅を広げた。
ただ、米国では8月の米雇用統計の発表を控えているため、結果を受けた米国市場の動きも見極めたいとの見方から、日経平均は32700~32800円のレンジ内でのこう着となった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。
セクター別では、医薬品を除く32業種が上昇し、鉱業、海運、石油石炭、鉄鋼などの上昇が目立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、ソニーG (TYO:6758)、ダイキン (TYO:6367)、リクルートHD (TYO:6098)、KDDI (TYO:9433)が堅調だった半面、ファーストリテ (TYO:9983)、東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)、TDK (TYO:6762)が軟化した。
日経平均は短期的な過熱感が台頭していたほか、前日の米国市場も軟化したため、目先の利益を確保する売りが先行し、取引開始後には32499.44円を付けた。
ただ、米金利の先高観が後退しているため、値がさハイテク株などグロース株に押し目を拾う動きが出たほか、へッジファンドなどの短期筋による株価指数先物買いが断続的に入り、朝方の売りが一巡した後は切り返し、日経平均の上げ幅が200円を超え、TOPIXはバブル後の高値を更新し、1990年7月以来約33年ぶりの高値まで水準を切り上げる場面があった。
TOPIXがバブル後の戻り高値を更新したことで、関係者からは「日経平均も出遅れ感からバブル後の戻り高値を目指す」、「週末を迎えている割には利食い売りが膨らまず、良好な需給関係が続いていることから、来週も上昇基調は続く可能性が高い」などとの声が聞かれ。
先高期待が広がってきている。
雇用統計通過後のアク抜けが意識されてきそうだ。
91.28円高の32710.62円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。
利食い売りが先行して始まったものの、このところの弱い米経済指標の発表が相次いでいるため、過度な利上げ継続への懸念が薄れ、主力大型株中心に押し目を拾う動きにつながり、日経平均も前場終盤にかけて32845.46円まで上げ幅を広げた。
ただ、米国では8月の米雇用統計の発表を控えているため、結果を受けた米国市場の動きも見極めたいとの見方から、日経平均は32700~32800円のレンジ内でのこう着となった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。
セクター別では、医薬品を除く32業種が上昇し、鉱業、海運、石油石炭、鉄鋼などの上昇が目立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、ソニーG (TYO:6758)、ダイキン (TYO:6367)、リクルートHD (TYO:6098)、KDDI (TYO:9433)が堅調だった半面、ファーストリテ (TYO:9983)、東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)、TDK (TYO:6762)が軟化した。
日経平均は短期的な過熱感が台頭していたほか、前日の米国市場も軟化したため、目先の利益を確保する売りが先行し、取引開始後には32499.44円を付けた。
ただ、米金利の先高観が後退しているため、値がさハイテク株などグロース株に押し目を拾う動きが出たほか、へッジファンドなどの短期筋による株価指数先物買いが断続的に入り、朝方の売りが一巡した後は切り返し、日経平均の上げ幅が200円を超え、TOPIXはバブル後の高値を更新し、1990年7月以来約33年ぶりの高値まで水準を切り上げる場面があった。
TOPIXがバブル後の戻り高値を更新したことで、関係者からは「日経平均も出遅れ感からバブル後の戻り高値を目指す」、「週末を迎えている割には利食い売りが膨らまず、良好な需給関係が続いていることから、来週も上昇基調は続く可能性が高い」などとの声が聞かれ。
先高期待が広がってきている。
雇用統計通過後のアク抜けが意識されてきそうだ。