*08:34JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは234ドル安、根強いリスク警戒感
■NY株式:NYダウは234ドル安、根強いリスク警戒感
米国株式市場は反落。
ダウ平均は234.21ドル安の38,763.45ドル、ナスダックは171.05ポイント安の16,195.80で取引を終了した。
景気後退懸念の緩和にともなう買戻しが続き、寄り付き後、上昇。
買戻し一巡後、根強い景気への不透明感に売りが再燃し、上値を抑制した。
終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を警戒した売りが一段と強まり、相場は下落に転じ、終了。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。
「バンズ」や「ノース・フェイス」などのブランドを運営するアパレル会社、VF(VFC)は四半期決算で調整後の1株当たり損失が予想程悪化せず、さらに見通しも好感され、上昇。
通信会社のルーメン・テクノロジー(LUMN)は四半期決算で、通期のキャッシュフロー見通しが予想を上回り、大幅高。
クラウドベースの商取引プラットフォームを提供するショッピファイ(SHOP)は第2四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか楽観的な見通しを好感し買われ、上昇。
一方、エンターテインメントのウォルト・ディズニー(DIS)は四半期決算の内容は強弱まちまちながら、コスト高や需要の低迷が影響したテーマパーク事業の不振が警戒され、下落。
総合ヘルスケアのCVSヘルス(CVS)は医療コストの上昇が響き3四半期連続で通期見通しを下方修正し、下落した。
配車サービスのリフト(LYFT)は第2四半期決算で総取引額や見通しが予想を下回ったため、下落。
メディアのワーナーブラザーズ・ディスカバリー(WBD)は取引終了後に決算を発表。
内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。
不動産ウェブサイト運営会社のジロー・グループ(Z)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日銀は追加利上げに慎重との思惑で円反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円64銭へ下落後、147円68銭まで上昇し、146円76銭で引けた。
副総裁のハト派発言を受け日銀が追加利上げに慎重との観測に円の売り戻しが続いたほか、米国10年債入札を控え、利回り上昇に連れドル買いが優勢となった。
低調な入札結果を受けて長期金利が一段と上昇しさらなるドル買いが強まったが、同時に株式相場が下落に転じたためリスク回避の円買いに押された。
ユーロ・ドルは1.0912ドルから1.0937ドルまで上昇し、1.0922ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円19銭から161円44銭まで上昇。
日銀副総裁のハト派発言を受け日欧金利差縮小観測が後退し、ユーロ買い、円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2683ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8605フランから0.8662フランまで上昇した。
■NY原油:大幅高、在庫減少や中東情勢の悪化を警戒した買いが入る
NYMEX原油9月限終値:75.23 ↑2.03
7日のNY原油先物9月限は大幅高。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+2.03ドルの75.23ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.58ドル-75.84ドル。
アジア市場で72.58ドルまで買われたが、在庫減少や中東情勢の悪化を警戒した買いが強まり、米国市場の後半にかけて75.84ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に75ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.30ドル +0.38ドル(+1.02%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.11ドル -0.86ドル(-0.92%)
ゴールドマン・サックス(GS)473.01ドル +2.79ドル(+0.59%)
インテル(INTC) 18.99ドル -0.84ドル(-4.23%)
アップル(AAPL) 209.82ドル +2.59ドル(+1.24%)
アルファベット(GOOG) 160.75ドル +0.21ドル(+0.13%)
メタ(META) 488.92ドル -5.17ドル(-1.04%)
キャタピラー(CAT) 325.80ドル -0.64ドル(-0.19%)
アルコア(AA) 29.21ドル -0.18ドル(-0.61%)
ウォルマート(WMT) 66.91ドル -0.83ドル(-1.22%)
米国株式市場は反落。
ダウ平均は234.21ドル安の38,763.45ドル、ナスダックは171.05ポイント安の16,195.80で取引を終了した。
景気後退懸念の緩和にともなう買戻しが続き、寄り付き後、上昇。
買戻し一巡後、根強い景気への不透明感に売りが再燃し、上値を抑制した。
終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を警戒した売りが一段と強まり、相場は下落に転じ、終了。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。
「バンズ」や「ノース・フェイス」などのブランドを運営するアパレル会社、VF(VFC)は四半期決算で調整後の1株当たり損失が予想程悪化せず、さらに見通しも好感され、上昇。
通信会社のルーメン・テクノロジー(LUMN)は四半期決算で、通期のキャッシュフロー見通しが予想を上回り、大幅高。
クラウドベースの商取引プラットフォームを提供するショッピファイ(SHOP)は第2四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか楽観的な見通しを好感し買われ、上昇。
一方、エンターテインメントのウォルト・ディズニー(DIS)は四半期決算の内容は強弱まちまちながら、コスト高や需要の低迷が影響したテーマパーク事業の不振が警戒され、下落。
総合ヘルスケアのCVSヘルス(CVS)は医療コストの上昇が響き3四半期連続で通期見通しを下方修正し、下落した。
配車サービスのリフト(LYFT)は第2四半期決算で総取引額や見通しが予想を下回ったため、下落。
メディアのワーナーブラザーズ・ディスカバリー(WBD)は取引終了後に決算を発表。
内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。
不動産ウェブサイト運営会社のジロー・グループ(Z)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日銀は追加利上げに慎重との思惑で円反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円64銭へ下落後、147円68銭まで上昇し、146円76銭で引けた。
副総裁のハト派発言を受け日銀が追加利上げに慎重との観測に円の売り戻しが続いたほか、米国10年債入札を控え、利回り上昇に連れドル買いが優勢となった。
低調な入札結果を受けて長期金利が一段と上昇しさらなるドル買いが強まったが、同時に株式相場が下落に転じたためリスク回避の円買いに押された。
ユーロ・ドルは1.0912ドルから1.0937ドルまで上昇し、1.0922ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円19銭から161円44銭まで上昇。
日銀副総裁のハト派発言を受け日欧金利差縮小観測が後退し、ユーロ買い、円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2683ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8605フランから0.8662フランまで上昇した。
■NY原油:大幅高、在庫減少や中東情勢の悪化を警戒した買いが入る
NYMEX原油9月限終値:75.23 ↑2.03
7日のNY原油先物9月限は大幅高。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+2.03ドルの75.23ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.58ドル-75.84ドル。
アジア市場で72.58ドルまで買われたが、在庫減少や中東情勢の悪化を警戒した買いが強まり、米国市場の後半にかけて75.84ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に75ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.30ドル +0.38ドル(+1.02%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.11ドル -0.86ドル(-0.92%)
ゴールドマン・サックス(GS)473.01ドル +2.79ドル(+0.59%)
インテル(INTC) 18.99ドル -0.84ドル(-4.23%)
アップル(AAPL) 209.82ドル +2.59ドル(+1.24%)
アルファベット(GOOG) 160.75ドル +0.21ドル(+0.13%)
メタ(META) 488.92ドル -5.17ドル(-1.04%)
キャタピラー(CAT) 325.80ドル -0.64ドル(-0.19%)
アルコア(AA) 29.21ドル -0.18ドル(-0.61%)
ウォルマート(WMT) 66.91ドル -0.83ドル(-1.22%)