*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア効果でハイテク主導の展開~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■エヌビディア効果でハイテク主導の展開
■神戸物産、3Q営業利益 14.4%増 266億円
■前場の注目材料:ソディック、工作機械各社、インド攻勢、製販・サービスの現地化加速
■エヌビディア効果でハイテク主導の展開
12日の日本株市場は、買い一巡後は底堅さを見極める展開になりそうだ。
8月の米消費者物価指数(CPI)は、コア指数が想定外に加速したことで大幅な利下げ観測が後退し、NYダウは大きく売られる場面もみられた。
ただし、売り一巡後はハイテク株主導で買い戻しの動きが強まった。
また、ゴールドマン・サックスのソロモンCEOが同社主催のイベントにおいて、ソフトランディングを予想していると楽観的見解を示したことも材料視された。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比825円高の36595円。
円相場は1ドル142円30銭台で推移している。
日経平均株価は米国株高を受けて、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時35410円まで下落する場面もみられたが、終盤にかけての切り返しにより、一時36630円まで買われた。
36000円を挟んだ直近の保ち合いレンジではあるものの、ボリンジャーバンドの-1σを上回ったことで、リバウンド機運が高まりそうだ。
また、米国ではエヌビディアが8%を超える急伸となるなか、他の半導体株にも買いが広がった。
東京市場においても東エレク (TYO:8035)などへ波及する可能性が高く、日経平均株価をけん引することが期待される。
日経平均株価は25日線が37185円、200日線が37520円辺りで推移しており、まずは25日線を意識させてきそうだ。
9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、先物市場では限月交代に伴うロールオーバーが中心となる。
そのため、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだが、CPI通過で売り方においては買戻しを強めてくることになりそうだ。
買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、買い戻しの動きが強まる局面では、ヘッジ対応の買いも意識されてくる。
物色の流れとしてはハイテク株主導の展開になりやすく、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期的に売りを仕掛けてくる可能性もあるため、注意しておきたい。
もっとも、エヌビディア効果から売りは仕掛けづらく、基本的には押し目買い狙いのスタンスになりそうだ。
そのほか、中小型株へも個人主体の値幅取り狙いの動きが強まる可能性はありそうだ。
■神戸物産、3Q営業利益 14.4%増 266億円
神戸物産 (TYO:3038)が発表した2024年10月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の3772億8300万円、営業利益は同14.4%増の266億4000万円だった。
「業務スーパー」の出店状況は、出店41店舗、退店18店舗、純増23店舗の結果、総店舗数は1071店舗となった。
業務スーパー事業における売上高は3637億2300万円(10.9%増)。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40861.71、+124.75)
・ナスダック総合指数は上昇(17395.53、+369.65)
・1ドル=142.30-40円
・シカゴ日経先物は上昇(36595、大阪比+825)
・SOX指数は上昇(4910.17、+229.50)
・VIX指数は低下(17.69、-1.39)
・米原油先物は上昇(67.31、+1.56)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ソディック (TYO:6143)工作機械各社、インド攻勢、製販・サービスの現地化加速
・三菱HCキャピタル (TYO:8593)レックスプラスが6.4億円調達、搬送ロボサブスク
・住友化学 (TYO:4005)シンガポールでアクリル樹脂減産、月末めど設備停止
・メルカリ (TYO:4385)宅配ボックスからメルカリ商品発送、パナ・三菱商事が全国展開
・シスメックス (TYO:6869)傘下の理研ジェネシス、日立とAIでたんぱく質の定量解析を高度化
・クボタ (TYO:6326)米新興買収、果樹栽培のAI活用支援
・マツダ (TYO:7261)ストロングHV化を構想、既存ユニット活用
・日本エスコン (TYO:8892)デンソー池田工場跡地を取得
・日立建機 (TYO:6305)米に部品倉庫、迅速供給で競争力向上
・ACSL (TYO:6232)米にドローンカメラ、NDAAに準拠
・ソフトバンク (TYO:9434)ノキアと共同実証へ、AI融合通信網・6G研究で覚書
・日清紡HD (TYO:3105)日清紡マイクロ、設備故障を早期に予知するシステム開発
・キヤノン (TYO:7751)専務・武石洋明氏、半導体露光装置が好調
・NEC (TYO:6701)倉庫・工場向けAGV安定稼働、無線の遅延抑制
・マイクロ波化学 (TYO:9227)中外炉工業と回転炉床炉の開発で提携、精錬需要増に対応
・ユニチカ (TYO:3103)生分解性ポリエステル樹脂の合成技術を開発
・三菱ケミカルG (TYO:4188)メタクリル樹脂などが国際持続可能性カーボン認証を取得
・日本触媒 (TYO:4114)福岡に新工場、車載電池電解質製造、28年稼働
・アミタHD (TYO:2195)マレーシア社と協業、バイオ燃料を製造
・住友電工 (TYO:5802)異色の中空糸膜が急成長、中国で需要増
・清水建設 (TYO:1803)都市工事用昇降機を開発、国内最高の垂直搬送力
・沖縄電力 (TYO:9511)パラオで再生エネ推進、東急不動産と設備導入
・KHネオケム (TYO:4189)アルデヒドなど化学品値上げ
・旭化成 (TYO:3407)アルミペースト値上げ
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■エヌビディア効果でハイテク主導の展開
■神戸物産、3Q営業利益 14.4%増 266億円
■前場の注目材料:ソディック、工作機械各社、インド攻勢、製販・サービスの現地化加速
■エヌビディア効果でハイテク主導の展開
12日の日本株市場は、買い一巡後は底堅さを見極める展開になりそうだ。
8月の米消費者物価指数(CPI)は、コア指数が想定外に加速したことで大幅な利下げ観測が後退し、NYダウは大きく売られる場面もみられた。
ただし、売り一巡後はハイテク株主導で買い戻しの動きが強まった。
また、ゴールドマン・サックスのソロモンCEOが同社主催のイベントにおいて、ソフトランディングを予想していると楽観的見解を示したことも材料視された。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比825円高の36595円。
円相場は1ドル142円30銭台で推移している。
日経平均株価は米国株高を受けて、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時35410円まで下落する場面もみられたが、終盤にかけての切り返しにより、一時36630円まで買われた。
36000円を挟んだ直近の保ち合いレンジではあるものの、ボリンジャーバンドの-1σを上回ったことで、リバウンド機運が高まりそうだ。
また、米国ではエヌビディアが8%を超える急伸となるなか、他の半導体株にも買いが広がった。
東京市場においても東エレク (TYO:8035)などへ波及する可能性が高く、日経平均株価をけん引することが期待される。
日経平均株価は25日線が37185円、200日線が37520円辺りで推移しており、まずは25日線を意識させてきそうだ。
9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、先物市場では限月交代に伴うロールオーバーが中心となる。
そのため、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだが、CPI通過で売り方においては買戻しを強めてくることになりそうだ。
買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、買い戻しの動きが強まる局面では、ヘッジ対応の買いも意識されてくる。
物色の流れとしてはハイテク株主導の展開になりやすく、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期的に売りを仕掛けてくる可能性もあるため、注意しておきたい。
もっとも、エヌビディア効果から売りは仕掛けづらく、基本的には押し目買い狙いのスタンスになりそうだ。
そのほか、中小型株へも個人主体の値幅取り狙いの動きが強まる可能性はありそうだ。
■神戸物産、3Q営業利益 14.4%増 266億円
神戸物産 (TYO:3038)が発表した2024年10月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の3772億8300万円、営業利益は同14.4%増の266億4000万円だった。
「業務スーパー」の出店状況は、出店41店舗、退店18店舗、純増23店舗の結果、総店舗数は1071店舗となった。
業務スーパー事業における売上高は3637億2300万円(10.9%増)。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40861.71、+124.75)
・ナスダック総合指数は上昇(17395.53、+369.65)
・1ドル=142.30-40円
・シカゴ日経先物は上昇(36595、大阪比+825)
・SOX指数は上昇(4910.17、+229.50)
・VIX指数は低下(17.69、-1.39)
・米原油先物は上昇(67.31、+1.56)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ソディック (TYO:6143)工作機械各社、インド攻勢、製販・サービスの現地化加速
・三菱HCキャピタル (TYO:8593)レックスプラスが6.4億円調達、搬送ロボサブスク
・住友化学 (TYO:4005)シンガポールでアクリル樹脂減産、月末めど設備停止
・メルカリ (TYO:4385)宅配ボックスからメルカリ商品発送、パナ・三菱商事が全国展開
・シスメックス (TYO:6869)傘下の理研ジェネシス、日立とAIでたんぱく質の定量解析を高度化
・クボタ (TYO:6326)米新興買収、果樹栽培のAI活用支援
・マツダ (TYO:7261)ストロングHV化を構想、既存ユニット活用
・日本エスコン (TYO:8892)デンソー池田工場跡地を取得
・日立建機 (TYO:6305)米に部品倉庫、迅速供給で競争力向上
・ACSL (TYO:6232)米にドローンカメラ、NDAAに準拠
・ソフトバンク (TYO:9434)ノキアと共同実証へ、AI融合通信網・6G研究で覚書
・日清紡HD (TYO:3105)日清紡マイクロ、設備故障を早期に予知するシステム開発
・キヤノン (TYO:7751)専務・武石洋明氏、半導体露光装置が好調
・NEC (TYO:6701)倉庫・工場向けAGV安定稼働、無線の遅延抑制
・マイクロ波化学 (TYO:9227)中外炉工業と回転炉床炉の開発で提携、精錬需要増に対応
・ユニチカ (TYO:3103)生分解性ポリエステル樹脂の合成技術を開発
・三菱ケミカルG (TYO:4188)メタクリル樹脂などが国際持続可能性カーボン認証を取得
・日本触媒 (TYO:4114)福岡に新工場、車載電池電解質製造、28年稼働
・アミタHD (TYO:2195)マレーシア社と協業、バイオ燃料を製造
・住友電工 (TYO:5802)異色の中空糸膜が急成長、中国で需要増
・清水建設 (TYO:1803)都市工事用昇降機を開発、国内最高の垂直搬送力
・沖縄電力 (TYO:9511)パラオで再生エネ推進、東急不動産と設備導入
・KHネオケム (TYO:4189)アルデヒドなど化学品値上げ
・旭化成 (TYO:3407)アルミペースト値上げ
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>