11時00分現在の日経平均株価は16559.51円（前日比223.64円安）で推移している。 8日の米国市場では、世界景気の減速懸念や原油先物相場の下落が嫌気され、NYダウは109ドル安と6日ぶりに反落した。
シカゴ日経225先物清算値が16675円となったほか、為替相場も1ドル＝112円台半ばまで円高方向に振れ、本日の日経平均もこうした流れを受けて157円安からスタートした。
寄り付き後も下げ幅を広げ一時16500円を割り込んだが、円高進行が一服して16500円台でもみ合う場面が多くなっている。
個別では、三菱ＵＦＪ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株が前日に続き売られているほか、ソフトバンクグ (T:9984)、ファナック (T:6954)なども軟調。
村田製 (T:6981)、コマツ (T:6301)、富士フイルム (T:4901)が3％超、マツダ (T:7261)や商船三井 (T:9104)が5％超の下落に。
マネパＧ (T:8732)は急反落。
住友鉱 (T:5713)が8％安となるなど非鉄金属大手もきつい下げ。
また、前日決算発表したポールＨＤ (T:3657)やクミアイ化 (T:4996)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、ソニー (T:6758)、ＮＴＴドコモ (T:9437)、ＫＤＤＩ (T:9433)、小野薬 (T:4528)などが堅調。
７＆ｉＨＤ (T:3382)が2％超、ＮＴＴ (T:9432)が3％超の上昇に。
また、アイロムＧ (T:2372)、ｅｎｉｓｈ (T:3667)、新日科学 (T:2395)などが東証1部上昇率上位となっている。