*この記事は1日に配信しました。
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 77.04/09
始値 76.87/89
前営業日終値 76.83/85
ユーロ/ドル 終値 1.3384/88
始値 1.3498/99
前営業日終値 1.3584/85
30年債
(2105GMT) 116*19.00(+3*05.00) =2.9141%
前営業日終盤 113*14.00(+0*10.00) =3.0603%
10年債
(2105GMT) 101*27.50(+0*24.50) =1.9172%
前営業日終盤 101*03.00(‐0*04.50) =2.0023%
2年債
(2105GMT) 99*24.25(+0*01.00) =0.2470%
前営業日終盤 99*23.25(‐0*00.75) =0.2622%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10913.38(‐240.60)
前営業日終値 11153.98(+143.08)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2415.40(‐65.36)
前営業日終値 2480.76(‐10.82)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1131.42(‐28.98)
前営業日終値 1160.40(+9.34)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ1>
終値 1622.30(+5.00)
前営業日終値 1617.30(‐0.80)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX1>
終値 79.20(‐2.94)
前営業日終値 82.14(+0.93)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 298.15(‐7.81)
前営業日終値 305.96(+2.38)
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<為替> ドルが円とユーロに対して続伸した。9月のシカゴ購買部協会景気指数が予
想を上回る上昇となったことが支援した。
また月末要因によるドル買いも見られた。市場関係者によると、米株式相場が今月大き
く下落したため、米国外のファンドマネジャーは為替ポートフォリオを調整するためにド
ル買いを余儀なくされた。
一方、8月の独小売売上高が前月比で約4年ぶりの大幅な落ち込みとなったことがユー
ロを圧迫した。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 30年債主導で国債価格が大幅に上昇した。世界経済の減速懸念を受けた株
安で低リスク資産である国債への買い意欲が高まったほか、四半期末のポジション調整が
長期債を支援した。
ユーロ圏債務危機への懸念に加え、米連邦準備理事会(FRB)が実施を表明している
「ツイストオペ」も追い風となっている。
米ニューヨーク連銀は同日、10月3─27日に13回のオペを通じ約440億ドルの
国債を買い入れ、10月6─28日に6回のオペを通じ同額の国債を売却すると発表した。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> 大幅下落。この日発表された中国購買担当者景気指数(PMI)が弱かった
ことで、世界経済の低迷に対する懸念が強まった。
S&P総合500は9月だけで7%超下落した。第3・四半期の下落率は14%を超え
た。
欧州債務危機や米国債格下げ、世界経済の減速に見舞われ、米株式市場は四半期ベース
では、2008年の金融危機以降で最低の結果となった。
金融株が急落した。モルガン・スタンレー
のエクスポージャーについて、投資家の不安が強まっている。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> 世界的な経済不安を背景にリスク回避として金が買われたほか、最近の下
落基調を受けて実需筋による安値拾いの買いが入り、3日ぶりに反発した。
早い時間帯から買いが優勢となった。この発表された9月のHSBC中国購買担当者景
況指数(PMI、季節調整済み)確報値は49.9と、景気改善と悪化の分岐点となる
50を3カ月連続で下回る水準となった。欧州の景気減速懸念やギリシャ債務問題も根強
いため市場にリスク回避姿勢が強まり、安全資産として金を買う伝統的な動きが強まった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> 世界的な景気減速懸念が強まる中で売り込まれ、急反落した。
中心限月としては、2010年9月29日以来1年ぶりの安値で引けた。
8月の米個人消費支出の伸び率は市場予想と並んだものの、所得は1年10カ月ぶりに
マイナスに落ち込んだ。また、9月のユーロ圏17カ国の消費者物価指数(速報値)も前
年同期比3.0%上昇と、前月の2.5%から大幅に加速。欧州中央銀行(ECB)が、
利下げに動きづらくなるとの見方が広がった。これを受けて、欧米株価が下落したことか
ら、つられて原油も売り進まれた。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
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[東京 1日 ロイター]