11月1日の米国長期債相場は弱含み。
米労働省が発表した10月非農業門雇用者数は失業率は3.6%と市場予想通り、9月の3.5%から上昇も依然50年ぶり低水準を維持した。
上昇は労働参加率の上昇が影響したと見られポジティブ。
製造業関連雇用の低迷で10万人以下の伸びが予想されていた非農業部門雇用者数は前月比+12.8万人と、予想を上回った。
5カ月連続で10万人超の伸び。
8月、9月分も2カ月間合計で9.5万人上方修正された。
労働参加率は63.3%と、低下予想に反して63.2%から上昇。
2013年8月来で最高となった。
時給の伸びもほぼ予想に一致。
米国の労働市場が依然強い証拠が示された。
2年債利回りは1.55%(前日比:+3bp)、10年債利回りは1.71%(同比:+2bp)、30年債利回りは2.19%(同比:+1bp)で取引を終えた。