中国新聞社によると、中国国家外貨管理局がこのほど発表した2019年12月末現在の中国の外貨準備規模は3兆1079億ドル(約340兆円)で、前月比123億ドル(0.4%)の増加だった。年初比では352億ドル(1.1%)の増加。同局の王春英・報道官兼チーフエコノミストは「世界の政治・経済の不確実要素は依然として比較的多く、国際金融市場のボラティリティー(変動性)が大きくなる可能性がある。あくまで供給サイドの構造改革を主軸とし、改革・開放を原動力とし、質の高い発展を推し進め、経済運営を合理的な範囲内で維持していく。これは外貨準備規模の全体的な安定に下支えを提供するだろう」と強調した。