英調査会社ジュニパー・リサーチは5日、ブロックチェーンを活用した企業間取引(B2B)のクロスボーダー(国をまたいだ)決済の取扱総額は、今年の1710億ドル(約18兆6500億円)から、2024年には4兆4000億ドル(約480兆円)になるとの予想を発表した。
ブロックチェーンを活用した決済の特徴としては、コストの削減や透明性の強化、リアルタイム決済、自己主権型アイデンティティによる顧客確認(KYC)などをあげている。金融機関はブロックチェーンの利用により、2024年までに70億ドル(7600億円)を節約できるとしている。