[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日公表した10月の製造業景気指数は48.3と、景気拡大・縮小の節目となる50を3カ月連続で下回った。ただ、9月の47.8からは改善した。
ロイターがまとめた予想は48.9だった。
雇用指数は47.7で前月の46.3から改善したが、3カ月連続で削減傾向が続いている。
新規受注指数は前月の47.3から49.1に上昇。価格指数は45.5。前月は49.7、予想は49.9だった。
ISMは、前月からは改善したものの、センチメントは楽観的というより慎重さが続いていると指摘。世界の貿易が製造業にとって引き続き最も重要な問題だとし、食品・飲料、たばこなどが最も堅調である一方、輸送機器が最も弱いセクターとの見方を示した。