[メキシコ市 27日 ロイター」 - 米国のクリストファー・ランドウ駐メキシコ大使は、両国国境を越えて取引される違法な武器、麻薬、資金の取り締まりを強化するため、米がメキシコと税関業務で協力する方策を検討していると語った。
同氏によると、協力策を話し合うため、ウィリアム・バー米司法長官が来年1月に再度メキシコを訪問する見通しだ。同長官は今月初めにもメキシコでロペスオブラドール大統領らと会い、治安、武器密輸、マネーロンダリングなどの問題を話し合っている。
同大使はメキシコ財務省当局者と面会、実りある話し合いだったと述べるとともに、「(両国の)通関業務を一体化できるかどうか、それが見極めたい点だ」と語った。