[4日 ロイター] - 西ロンドン、ノッティングヒル地区の中心部で4日、覆面ストリートアーティストのバンクシーの壁画が再び見られるようになった。建物を高級マンションへ改築する工事のため覆われ、これまで見えなくなっていた。
この作品「画家」は2008年、スペインの画家ベラスケスを描いたものとみられる。移設にはリスクを伴うと考えられたため断念し、壁画はガラスで保護された。
通りがかったマーガレット・ハイランドさんは「よい措置だったと思う。何も考えずに、塗りつぶしてしまうこともあるので」と歓迎した。一方、同じく通りがかったアラン・スコルフィールドさんは「壁画が額に入れられ、周りでシャンパンパーティーが開かれるのは、ちょっと不自然だ」と述べた。