中国指数研究院によると、中国100都市の2019年の住宅平均価格伸び率は前年比3.34%と、18年の5%や、10%以上になることもあった過去に比べて鈍化した。19年12月の新築住宅1平方メートル当たり平均価格は前月比0.42%上昇の1万5168元(約24万円)だった。69都市が上昇し、25都市で下落、6都市が横ばいで、上昇した都市の数は前月から増加した。12月の不動産価格の小幅な回復は主に構造的な要因で、不動産開発企業が年末に新規物件を大量に販売したことが平均価格を押し上げた。重点都市の成約量も小幅な調整が見られ、50都市で通年の成約面積が前年比3%減となり、3、4線都市は同10%前後の減少…