(情報を追加します) [上海 25日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 前場終値 4765.6852 108.0889高 6225.3億元(上海A株) 寄り付き 4660.0750 2.4787高 前営業日終値 4657.5963 128.1747高 10046.1億元(上海 A株)
ハンセン指数 .HSI 休場 前営業日終値 27992.83 469.11高 1425.9億香港ドル
午前の中国株式市場は大幅続伸。7年ぶりの高値を更新した。インフラ関連株<.CSI3 00II>、輸送株 .CSI300TRANS が高い。 中国国家発展改革委員会が25日、総額3000億ドル相当の公共事業について、民 間の参加を求める方針を示したことが好感されている。同委員会は、公共事業1043件 をPPP(官民パートナーシップ)方式で行う方針を示した。 上海総合指数 .SSEC は108.0889ポイント(2.32%)高の4765.6 852。 大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は100.500ポイ ント(2.03%)高の5051.835。
上海を拠点とするヘッジファンドのアナリストは「PPPはインフラ部門に恩恵をも たらす。一帯一路構想もインフラ部門の支援材料だ」と述べた。 一方、深セン証券取引所の新興企業向け市場の創業板(チャイネクスト)指数<.CHIN EXTC>は0.3%安。中国証券監督管理委員会が前週末の取引終了後に、株価操作の取り 締まりを強化する方針を示したことが嫌気されている。 前出のアナリストは「規制当局は主にチャイネクストの株価操作の有無を調査してお り、取り締まり強化への懸念で利食い売りが出るのは当然だ」と指摘。「当社が注目して いるのは、優良株の上昇が続くかどうかだ」と述べた。 チャイネクストの一部の銘柄は過去1年で暴騰しており、全通教育 300359.SZ 、北 京暴風科技 300431.SZ などが、株価操作の取り締まりの対象になるとの懸念で売られて いる。
香港市場は祝日のため休場。 中国証券監督管理委員会は22日、中国本土と香港間での投資ファンドの直接販売を 7月1日から認める方針を表明しており、休場明けの市場で好感されるとの見方が出てい る。 アナリストによると、香港株は中国株よりも割安で、直接販売の恩恵が大きいという 。