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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=続伸、信越化学<4063.T>は決算で軟化

発行済 2009-10-26 15:32

日経平均<.N225> 日経平均先物12月限<0#2JNI:> 

終値 10362.62(+79.63) 終値 10360 (+70)

寄り付き 10271.84 寄り付き 10280

安値/高値 10250.84─10397.69 安値/高値 10250─10410

出来高(万株) 173035 出来高(単位) 56870

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 [東京 26日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸。午前は外為市場での

円安基調を手掛かりに、ハイテクや自動車などの輸出株を中心に買われた。ただ、午後1

時に発表された信越化学工業<4063.T>の2009年4─9月期の連結決算が前年同期比減

益となったことを嫌気して、同社株が急落。指数全体にも下押し圧力がかかったという。

市場では「発表を機にした売りに対する警戒感が強まっており、上値を重くしている」

(みずほ証券投資情報部・マーケットアナリストの高橋幸男氏)との声がきかれた。

 東証1部騰落数は値上がり1201銘柄に対して値下がり382銘柄、変わらずが

106柄。東証1部の売買代金は1兆2332億円と、非常に低調だった。

 信越化学の2009年4─9月期の連結営業利益は、前年同期比64.7%減の529

億円だった。半導体材料のシリコンウエハーは主力の300ミリ品を中心に回復の兆しが

見られるものの価格低迷が続き、同事業の利益が前年同期比で大幅に落ち込んだことなど

が減益の要因。2010年3月期の通期連結予想は、現時点では予測困難だとして引き続

き未定とした。「通期予測が出ないことで、一層、市場不安をあおった」(みずほ証券の

高橋幸男氏)という。

 同じく午後に2009年4─9月期の連結決算を発表したJFEホールディングス

<5411.T>も、軟化した。当期損益は赤字に転落した一方、2010年3月通期については

見通しを据え置いている。

 市場では「信越化学やJFEが、決算発表後に売られたことなどから伸び悩んだ。先物

への小口売りが上値を圧迫し、現物でも決算発表の本格化を前に利益確定売りが出た。た

だ、下値を売る動きは見られない」(大手証券エクイティ部)との声がきかれた。

 一方、テクニカル面での頭打ちも指摘されている。市場では「一目均衡表の雲の上限

(1万0400円)に近づき、上値が重くなった」(国内証券ディーラー)との声が出た。

1万0400円付近では、一部の生保など機関投資家による売りが観測されたという。

 

 業種別では自動車や陸運、機械が高い。パルプ・紙、鉄鋼、鉱業は軟調だった。

 個別銘柄では、ソニー<6758.T>が堅調。26日、米子会社のソニー・オプティアーク・

アメリカが、米司法省反トラスト局から光ディスクドライブ事業に関する情報提供を求め

る命令を受けたと発表したが、その後もプラスで推移した。ソニーは今年に入って

2800円付近をブレークできておらず、30日に発表予定の決算が強ければ2008年

10月以来、1年ぶりの3000円回復が期待されている。 

 ファーストリテイリング<9983.T>が年初来高値を更新した。

 

 (ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com; 03-6441-1784; ロイターメッセージング

:akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

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  <0#JTI:> TOPIX先物

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