日経平均は6日続伸。
20日の米国市場では、ギリシャの債務返済を好感した欧州株高の流れを受けて、NYダウ、ナスダックともに上昇した。
シカゴ日経225先物清算値は20790円となり、本日の日経平均はこれにサヤ寄せする格好で112円高からスタートした。
買い先行後は連休明けで商いが減少しているなか、20700円台の狭いレンジでのもみ合いが続いた。
ただ、上場来高値更新のファーストリテ (TOKYO:9983)が強い値動きを見せ指数をけん引。
日経平均は大引けにかけて20800円台を回復して本日の取引を終えた。
大引けの日経平均は前週末比191.05円高の20841.97円となった。
東証1部の売買高は19億7840万株、売買代金は2兆1825億円だった。
業種別では、海運業が3%を超える上昇となったほか、電気・ガス業、空運業が上昇率上位だった。
一方、石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位だった。
個別では、ソニー (TOKYO:6758)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、みずほ (TOKYO:8411)、三井住友 (TOKYO:8316)などが堅調。
ファーストリテや東電力 (TOKYO:9501)は3%超の上昇。
不適切会計に関して第三者委員会による報告書が伝わった東芝 (TOKYO:6502)は6%高と大きく上げた。
また、古電池 (TOKYO:6937)、エコナックHD (TOKYO:3521)、アドバネクス (TOKYO:5998)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)、KDDI (TOKYO:9433)、三井物産 (TOKYO:8031)、オリックス (TOKYO:8591)、ホンダ (TOKYO:7267)などが軟調。
東エレク (TOKYO:8035)は2%超の下落。
また、長府製 (TOKYO:5946)、LIXIL G (TOKYO:5938)、ヒトコム (TOKYO:3654)などが東証1部下落率上位となった。