トヨタ自 (T:7203)
足元の調整で13週線を下回ってきている。
一目均衡表では雲上限を捉えてきており、いったんは自律反発が意識されよう。
米インディアナ州にある工場で能力増強のための投資をする方針を固めたと報じられているが、トランプ政権により日米自動車摩擦の再燃なども警戒されやすく、戻り待ちの売り圧力は強そうである。
ファナック (T:6954)
足下でやや調整基調にあるが、上昇する5日線が支持線として機能している。
明日に決算発表を控えて手掛けづらい面はありそうだが、安川電や日本電産の上方修正により、期待は高まりそうだ。
また、トランプ大統領が複数のパイプライン建設の大統領令に署名したことでインフラ投資拡大を背景とした設備装置関連の一角として押し目買い意欲は強そうだ。
信越化 (T:4063)
長期上昇トレンドラインが継続している。
足下では9600円近辺でのもち合いが続いているが、週間形状では13週線を支持線とした下値切り上げのトレンドを継続させている。
過熱感が警戒されやすいが、足元のもち合いにより、週間でのボリンジャーバンドの+2σは9983円辺りまで上昇しており、過熱感はない。
大台替えを意識したトレンド形成が続こう。