サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

クリレスHD Research Memo(5):磯丸水産の積極的な新規出店が中長期的な成長を牽引

発行済 2015-10-20 16:08
更新済 2015-10-20 16:33
3387
-
■成長戦略 クリエイト・レストランツ・ホールディングス (T:3387)は、今期(2016年2月期)を初年度とする中期経営計画を推進している。
積極的なM&Aを通じて成長性のある業態を同社の成長に取り込む「グループ連邦経営」の下、1)オーガニックな出店(既存の国内外事業)、2)国内M&Aの実施、3)更なる海外展開により、成長を加速する計画となっている。
2016年2月期の業績予想を大幅に増額修正したことや「グループ連邦経営」が軌道に乗ってきたことを踏まえ、中期経営計画についても増額修正を発表した。
最終年度となる2018年2月期の目標として、売上高150,000百万円(修正幅+42,000百万円)、経常利益10,700百万円(修正幅+1,700百万円)を掲げており、3年間の平均成長率では、売上高が年率29.4%、経常利益が同34.6%と高い成長率の実現を目指している。
オーガニックな国内外の事業については、好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」が、積極的な新規出店(年間40店舗を予定)により同社の中期的な成長をけん引する想定である。
また、主力のCRカテゴリーについても、新設されるショッピングセンターや既存ショッピングセンターのテナント入れ替えなどをターゲットとして、年間30~40店舗の出店により着実な伸びを計画している。
一方、重要な成長戦略として位置付けているM&Aについては、不確実性があることから、これまでの計数目標の中には織り込んでいなかったが、「グループ連邦経営」が軌道に乗ってきたことから、今回の修正中期経営計画には反映されている。
また、海外展開についても、北米や新たなASEAN地域への進出などにより更なる拡大を図る方針である。
2018年2月期の売上高目標150,000百万円の中には、M&A及び更なる海外展開による上乗せ分として18,000百万円が含まれているようだ。
また、同社は4年後の成長イメージとして「VISION 2020」も発表した。
2020年2月期の目標として、売上高2,000億円を目指す内容となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます