[23日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)と選手会は、先発投手が降板後も指名打者(DH)として出場続行できる新ルールの導入に合意した。米紙ニューヨーク・ポストが22日に報じた。投打の二刀流でプレーする大谷翔平選手(エンゼルス)になぞらえて「大谷ルール」と伝えた。
これまではDHを使用せず打順に入っていた先発投手は、降板時にベンチに下がらざるを得なかったが、今季からはDHに回って降板後も打席に立つことが可能となる。
そのほか、5月1日までベンチ入りできる選手を26人から28人に増やすことや、延長戦でのタイブレーク制(無死、走者二塁からスタート)を今季も継続することなどが合意に含まれているという。