[ワシントン 23日 ロイター] - 米バイデン政権は23日、ロシアのウクライナ侵攻を支援したとして、ロシア、中国、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、キルギス、インド、韓国の企業93社に新たな制裁を科すと発表した。米国から対象企業への輸出を実質的に禁止する。
対象にはロシアの63社、トルコ16社、中国8社、UAE4社などが含まれる。
米商務省のアラン・エステベス次官は声明で「ロシアの無分別で残忍な戦争が続いていることに心を痛めており、ウクライナの人々に対して引き続き決意を示し、支援しなければならない」と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻を巡って米国が制裁を科した企業はこれで計約900社となる。
米政府は23日、ウクライナへの侵攻が本格的に始まってから2年を迎えるのを前に、500を超える団体や個人に対する追加制裁も発表。反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の死亡への関与が疑われる当局者も制裁リストに加えた。