プロスペクト (T:3528)は15日、2019年3月期連結決算を発表した。
売上高が前期比57.8%減の49.37億円、営業損失が80.41億円(前年同期は15.43億円の損失)、経常損失が81.67億円(同10.98億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が98.33億円(同14.83億円の利益)となった。
不動産販売事業においては、マンション分譲で103戸、42.71億円の新規契約(前年同期は115戸、43.79億円)を行うとともに、96戸を引渡した。
売上高は38.29億円、セグメント利益は3.21億円となった(前年同期は137戸、49.26億円の売上高、6.02億円のセグメント利益)。
注文住宅では78棟、21.04億円の新規契約(前年同期は58棟、16.59億円)を行うとともに、58棟を引渡し、売上高は20.98億円、セグメント利益は0.69億円となった(前年同期は40棟、14.82億円の売上高、0.12億円のセグメント利益)。
(リフォーム等を含む。
)アセットマネジメント事業は、売上損失は72.73億円、セグメント損失は75.43億円となった(前年同期は1.58億円の売上高、1.22億円のセグメント損失)。
建設事業は、売上高は62.26億円、セグメント利益は3.27億円となった(前年同期は46.15億円の売上高、2.61億円のセグメント利益)。
再生可能エネルギー事業は、売上高は5.69億円、セグメント利益は0.65億円となった(前年同期は5.33億円の売上高、1.55億円のセグメント利益)。
その他は、売上高は0.45億円、セグメント利益は0.16億円となった(前年同期は0.50億円の売上高、0.20億円のセグメント利益)。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想については開示していない。
ロシアにおけるバイオマス発電案連事業が進行中であること、また、アセットマネジメント事業や海外で展開している不動産事業は国内外の経済情勢や市場環境の変動による影響を大きく受ける傾向にあり、将来の業績予想が極めて困難なためとしている。