1日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり93銘柄、変わらず4銘柄となった。 日経平均は反発。
28日の米国市場は1-3月期GDP速報値が3年ぶりの低水準となったことが嫌気されたが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の19215円と底堅い展開だった。
この流れからやや売りが先行したものの、寄付き後早い段階で上昇に転じている。
連休の谷間となることから商いは細りやすいところであるが、決算評価の流れが個別でみられており、じり高基調に。
終値ベースでは3月21日以来の19300円を回復している。
大引けの日経平均は前日比113.78円高の19310.52円となった。
東証1部の売買高は17億6086万株、売買代金は2兆2177億円だった。
業種別では、ハイテクの好決算から電気機器が上昇率トップだったほか、卸売、ガラス土石、保険、化学、精密機器が堅調。
一方で、JAL (T:9201)の減益見通しを受けて、空運が下落率トップ。
石油石炭、海運、パルプ紙、鉱業が下落率上位だった。
値上がり寄与トップは東エレク (T:8035)、同2位は日東電 (T:6988)となり、2銘柄で日経平均を約85円押し上げげた。
東京エレクは、28日に発表した18年3月期業績予想で営業利益が前期比38.7％増の2160億円と大幅増益を見込んでいることが好感された。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテイ (T:9983)となり、約26円の押し下げ要因に。
先週の週初に急伸し、その後は利益確定の動きをみせている。
景気敏感セクターに資金が向かっていることも、利食いに向かわせているようだ。
*15:00現在
日経平均株価 19310.52(+113.78)
値上がり銘柄数 128(寄与度+196.60)
値下がり銘柄数 93(寄与度-82.82)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 14695 1730 +65.78
(T:6988) 日東電 8886 497 +18.90
(T:9613) NTTデータ 5470 300 +11.41
(T:6971) 京セラ 6412 102 +7.76
(T:9064) ヤマトHD 2555.5 147 +5.59
(T:5214) 日電硝 772 81 +4.62
(T:6758) ソニー 3873 114 +4.33
(T:6762) TDK 7000 100 +3.80
(T:9433) KDDI 2969.5 14 +3.19
(T:6857) アドバンテ 2122 41 +3.12
(T:7735) スクリン 8480 390 +2.97
(T:9766) コナミHD 4705 70 +2.66
(T:6473) ジェイテクト 1824 70 +2.66
(T:4704) トレンド 4965 65 +2.47
(T:6976) 太陽誘電 1423 64 +2.43
(T:6702) 富士通 752.9 58.1 +2.21
(T:6503) 三菱電 1612 58 +2.21
(T:4021) 日産化 3510 55 +2.09
(T:4324) 電通 6330 50 +1.90
(T:9984) ソフトバンクG 8457 15 +1.71
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテイ 35660 -700 -26.61
(T:6954) ファナック 22295 -360 -13.69
(T:4503) アステラス薬 1431.5 -36.5 -6.94
(T:5332) TOTO 4085 -170 -3.23
(T:7752) リコー 863 -65 -2.47
(T:6103) オークマ 1103 -64 -2.43
(T:6902) デンソー 4736 -63 -2.40
(T:2801) キッコーマン 3380 -45 -1.71
(T:4452) 花王 6105 -43 -1.63
(T:3382) 7&I-HD 4685 -25 -0.95
(T:6367) ダイキン 10800 -25 -0.95
(T:4063) 信越化 9660 -24 -0.91
(T:5713) 住友鉱 1488 -23.5 -0.89
(T:4506) 大日住薬 1808 -20 -0.76
(T:2002) 日清粉G 1689 -20 -0.76
(T:9301) 三菱倉 1422 -18 -0.68
(T:9007) 小田急 2127 -35 -0.67
(T:9009) 京成 2616 -35 -0.67
(T:8628) 松井証 892 -16 -0.61
(T:8252) 丸井G 1510 -16 -0.61