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MSOL Research Memo(8):第4四半期は一過性の費用が消滅。会社予想は着実に達成されたもよう

発行済 2018-11-13 15:37
更新済 2018-11-13 15:40
MSOL Research Memo(8):第4四半期は一過性の費用が消滅。会社予想は着実に達成されたもよう
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■業績の動向と今後の見通し

2. 2018年10月期の見通し
2018年10月期通期についてマネジメントソリューションズ (T:7033)は、売上高2,741百万円(前期比8.5%増)、営業利益251百万円(同28.0%増)、経常利益245百万円(同29.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益158百万円(同46.5%増)を予想している。


第3四半期累計期間までの進捗率を見ると、売上高は77%と通期予想の達成に十分なペースで進捗していることが読み取れる。
一方、営業利益の進捗率は63%と75%を下回っている。
しかしながら、この点についてはまったく懸念する必要はないと弊社では考えている。
2018年10月期は第3四半期までに本社移転や上場関連などに関する一時的費用が発生し、利益が圧迫された。
第4四半期にはそうしたものが一段落し、通期予想は当初計画どおり達成されたとみられる。



2019年10月期もこれまで同様の増収・増益ペースが続くと見通し
3. 2019年10月期の考え方
2019年10月期の業績予想の詳細は2018年10月期の決算発表を待つ必要があるが、現時点でその方向性を考えた場合、 2017年10月に全株式を譲渡し連結子会社から外れたキタゾエアンドカンパニーを除いた2018年10月期と同じような増収・増益のペースが続くものと弊社では考えている。


前述のように、同社はPMO実行支援の専門企業という独自のポジショニングにある。
需要自体は右肩上がりで推移するなか、競合状況は特に激化もしていないとみられる。
PMOプロフェッショナルの採用も順調に進捗しているため、陣容が拡大した分がストレートの収益に反映されてくるとみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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