🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

日経平均は大きく上昇。持ち合いの上抜けには材料が欲しいところ

発行済 2019-08-27 11:45
更新済 2019-08-27 12:23
© Reuters.  日経平均は大きく上昇。持ち合いの上抜けには材料が欲しいところ
USD/JPY
-
DJI
-
JP225
-
HK50
-
USD/KRW
-
JP225
-
US2YT=X
-
US10YT=X
-
KS11
-
SSEC
-
USD/CNH
-

先週末は米中両国が関税追加合戦を繰り広げていたことにより米中貿易戦争激化懸念から株式市場は大きく下落したが、月曜日は一転して融和ムードが漂ったことにより米国株式市場は主要3指数揃って上昇した。トランプ大統領は「中国は合意を強く望んでいる」と発言して米中貿易協議の再開を決め、劉鶴副首相はムニューシン財務長官と電話協議をしていたことを明かし、「冷静に問題解決をしたい」と講演で述べている。この二転三転する米中関係によって株式市場は上下に揺れたが、結局ダウ平均は一時金曜日の下落分の50%近くまで戻し、269.93ドル高で終了した。

午前11時11分時点の米10年債利回りは1.523%となり、2年債利回りは1.529%と逆イールドとなっている。ドル/円は105.77円となっている。

上海総合指数は1.09%高、香港ハンセン指数は0.25%安、ドル/オフショア人民元は0.02%安の7.1663となっている。

韓国総合株価指数は0.81%高、ドル/ウォンは0.20%高の1,214.20となっている。ウォンは週足でみると1215より上では3週連続で止められており、今週の動向が注目される。米中貿易戦争の激化が収まりつつあることはウォン防衛の材料にはなるだろう。

日経平均株価は2万500円と大きく上昇しているが、日経225先物で見ると昨日の夕方から持ち合いが続いている。米中貿易戦争絡みのニュースがコロコロと変わり、なかなか先行きが見通せないとあって、買い進むには不安があるが、下値は堅く特段の売り材料もないために横ばい推移となっている。材料が出なければ後場に関しても下がれば買われ、上がれば2万600円に近づくにつれて上値は重くなるだろう。2日連続で大きく動いたこともあり、欧米市場が開くまでは2万500円台での膠着が続く可能性は高い。ただし、日経平均の昨日の時点で信用倍率は49.2と高く、もっと大きな買い戻しがあってもおかしくはないため、後場かどうかは別として買い戻しの動きには注意が必要だ。

本日は午後3時に独GDP、午後11時に米消費者信頼感が発表される。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます