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日経平均は下落も後場は底堅く推移か。ウォンは1215を超えて推移

発行済 2019-08-29 11:36
更新済 2019-08-29 11:46
© Reuters.
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前日の米国市場はEIA原油在庫量が予想以上に減少したことから、エネルギー株を中心に株高となり、主要3指数揃って上昇した。ダウ平均株価は258ドル高となっている。

午前10時53分時点で米10年債利回りは1.453%、2年債利回りは1.492%と逆イールドのまま利回り差が開いている。ドル/円は105.89円。

上海総合指数は0.37%安、香港ハンセン指数は0.77%安、韓国総合株価指数は0.34%安とアジア市場は下落している。ドル/オフショア人民元は0.04%高、ドル/ウォンは0.22%高となっている。ウォンは2時間足の三角持ち合いは解消され、上放れ気味だが、日足の三角持ち合いは続いている。1215以上は週足では抑えられていることから、買い材料もなくこのまま上昇継続できるかは微妙だろう。

日経平均株価は2万374円と下落している。前日の米国市場が大きく上昇した割には低迷している。USTRが正式に関税引き上げについて発表したことが重しとなっている可能性はあるが、しかしこれはすでに織り込まれている材料だ。日足でみると2万300円台から下は底堅いため、後場に材料もなく下落が加速することは考えにくい。後場は底堅く推移するのではないか。

本日は午後9時30分に米国GDPが発表される。コア耐久財が芳しくない結果だったことから、数値にどの程度影響があるか注目される。予想では前回の2.1%から2.0%へ減少するとされている。

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