10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり129銘柄、値下がり90銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は反発。
99.29円高の21555.67円(出来高概算5億5927万株)で前場の取引を終えた。
前日の米国株式市場では、中国が米農産物の購入拡大を提案する一方、制裁関税の一部撤回を米国に求めていることが報じられ、10日から始まる米中閣僚級協議への期待から主要3指数は揃って大幅に反発。
しかし、米中貿易問題を巡る次官級協議に関して、「2日間の議論では主要な問題点について進展がなかった」と日本時間朝方に伝わると、日経平均は売り先行でのスタートになった。
その後、中国の劉鶴副首相が両国閣僚級協議のために11日までワシントンに滞在するとの報道が伝わると、海外短期筋などによる指数先物に対する買い戻しの動きが強まり、日経平均は前場中ごろにかけてプラスに転じた。
値上がり寄与トップは、大引け後に期末決算を控えるファーストリテ (T:9983)となり、1銘柄で指数を約22円分押し上げたほか、信越化 (T:4063)、ソフトバンクG (T:9984)、ファミリーマート (T:8028)、アドバンテ (T:6857)、東京エレクトロン (T:8035)などがそれに続いた。
米国側が同国企業に華為技術(ファーウェイ)に機密上重要ではない製品の供給を近く認可するとの報道が伝わり、アドバンテや東京エレクトロンへと物色が向かった。
なお、値下がり寄与上位銘柄には、第一三共 (T:4568)、バンダイナムコホールディングス (T:7832)、資生堂 (T:4911)、オリンパス (T:7733)、ファナック (T:6954)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21555.67(+99.29)値上がり銘柄数 129(寄与度+143.92)値下がり銘柄数 90(寄与度-44.63)変わらず銘柄数 6○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 61680 600 +21.61 (T:4063) 信越化 11475 335 +12.07 (T:9984) ソフトバンクG 4213 55 +11.89 (T:8028) ファミリーマート 2619 69 +9.94 (T:6857) アドバンテ 5060 120 +8.65 (T:8035) 東エレク 21420 195 +7.02 (T:9433) KDDI 2944 23 +4.97 (T:8267) イオン 2118 135 +4.86 (T:4452) 花王 8319 129 +4.65 (T:4578) 大塚HD 4184 107 +3.85 (T:9613) NTTデータ 1407 18 +3.24 (T:4503) アステラス薬 1543 18 +3.24 (T:6762) TDK 9960 90 +3.24 (T:6506) 安川電 3920 80 +2.88 (T:6988) 日東電 5286 77 +2.77 (T:6098) リクルートHD 3472 23 +2.49 (T:3382) 7&iHD 4171 67 +2.41 (T:4704) トレンド 5260 60 +2.16 (T:4021) 日産化学 4210 50 +1.80 (T:4507) 塩野義 5920 40 +1.44○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:4568) 第一三共 6500 -122 -4.39 (T:7832) バンナムHD 6610 -120 -4.32 (T:4911) 資生堂 8589 -103 -3.71 (T:7733) オリンパス 1425 -17 -2.45 (T:6954) ファナック 19210 -60 -2.16 (T:8830) 住友不 3936 -45 -1.62 (T:6758) ソニー 6131 -43 -1.55 (T:9766) コナミHD 5100 -40 -1.44 (T:1928) 積水ハウス 2169 -40 -1.44 (T:1925) 大和ハウス 3491 -37 -1.33 (T:8766) 東京海上 5571 -61 -1.10 (T:6971) 京セラ 6693 -15 -1.08 (T:4519) 中外薬 8170 -30 -1.08 (T:4324) 電通 3615 -30 -1.08 (T:4523) エーザイ 5300 -29 -1.04 (T:7731) ニコン 1296 -25 -0.90 (T:7203) トヨタ 7103 -22 -0.79 (T:4151) 協和キリン 1946 -22 -0.79 (T:2282) 日本ハム 4515 -40 -0.72 (T:9009) 京成 4430 -35 -0.63