木曜日の米株式市場は主要3指数揃って上昇した。ダウ平均株価は0.52%安、S&P500は0.30%安、ナスダック総合指数は0.14%安。
中国はトランプ大統領の衝動的な性格と合意後の撤回リスクを懸念しているとブルームバーグが報じ、米中貿易協議への懸念が再燃したことから株価は下落した。
シカゴ購買部協会景気指数は43.2と2015年12月以来の低さとなった。
午前8時30分発表の日本の失業率は2.4%へ上昇している。
午前10時37分時点での米10年債利回りは1.691%に低下し、ドル/円は107.95円と円高が進んだ。
上海総合指数は0.13%安、香港ハンセン指数は0.13%安、韓国総合株価指数は0.32%高。ドル/オフショア人民元は0.01%高、ドル/ウォンは0.01%安。
日経平均株価は2万2805円。安く寄り付いた後は戻しが続いている。中国 Caixin(財新)製造業購買担当者景気指数は市場予想を上回る51.7となり、好感されるだろう。とはいえ夜には米雇用統計とISM製造業購買担当者景気指数の発表もあり、後場の積極的な売買の手控えにつながると思われる。2万2750円~2万2850円で推移すると予想する。