11月1日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり60銘柄、値下がり160銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は反落。
10月31日の米株式市場でNYダウは反落し、140ドル安となった。
中国が米国との通商協議で包括的かつ長期的な合意に達することは困難であると考えていることが一部メディアの報道で伝わり、米中摩擦への懸念が再燃。
10月のシカゴ購買部協会景気指数が2カ月連続で節目の50を割り込み、製造業の不振が示されたことも嫌気された。
為替相場はリスク回避的な円買いで一時1ドル=107円台まで円高に振れ、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで196円安からスタート。
寄り付き直後には22705.60円(221.44円安)まで下落する場面があったが、先物の買い戻しなどから下げ渋り、この日の高値圏で前場を折り返した。
東証1部の値下がり銘柄は全体の6割強、対して値上がり銘柄は3割弱となっている。
値下がり寄与トップは京セラ (T:6971)、同2位はファナック (T:6954)となり、2銘柄で指数を約30円分押し下げたほか、第一三共 (T:4568)、ファミリーマート (T:8028)、エーザイ (T:4523)などがそれに続いた。
京セラは前日に発表した減益決算が嫌気され、市場コンセンサスを上回る上半期決算を発表した第一三共には利益確定売りが優勢になったようだ。
なお、値上がり寄与上位銘柄には、前日に決算後の出尽くし感から売り込まれたアドバンテ (T:6857)が指数の下支え役となったほか、コナミHD (T:9766)、東京エレクトロン (T:8035)、洋缶HD (T:5901)、KDDI (T:9433)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 22833.23(-93.81)値上がり銘柄数 60(寄与度+79.44)値下がり銘柄数 160(寄与度-173.25)変わらず銘柄数 5○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6857) アドバンテ 5160 215 +15.49 (T:9766) コナミHD 4970 200 +7.20 (T:8035) 東エレク 22255 180 +6.48 (T:5901) 洋缶HD 1893 166 +5.98 (T:9433) KDDI 3024 25 +5.40 (T:9983) ファーストリテ 67170 120 +4.32 (T:2282) 日本ハム 4775 230 +4.14 (T:7269) スズキ 5208 71 +2.56 (T:2801) キッコーマン 5300 70 +2.52 (T:4502) 武田 3997 69 +2.49 (T:6724) エプソン 1571 33 +2.38 (T:9009) 京成 4565 120 +2.16 (T:5333) ガイシ 1723 49 +1.77 (T:9001) 東武 3850 225 +1.62 (T:6752) パナソニック (T:6752) 961.5 44.6 +1.61 (T:6645) オムロン 6440 40 +1.44 (T:9301) 三菱倉 2833 71 +1.28 (T:6506) 安川電 4210 30 +1.08 (T:7735) スクリン 7720 130 +0.94 (T:9984) ソフトバンクG 4194 4 +0.86○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6971) 京セラ 6930 -212 -15.27 (T:6954) ファナック 21200 -400 -14.41 (T:4568) 第一三共 6899 -241 -8.68 (T:8028) ファミリーマート 2641 -55 -7.93 (T:4523) エーザイ 7701 -186 -6.70 (T:8015) 豊通商 3590 -180 -6.48 (T:9735) セコム 9892 -173 -6.23 (T:7733) オリンパス 1437.5 -42.5 -6.12 (T:6902) デンソー 4932 -130 -4.68 (T:4507) 塩野義 6415 -103 -3.71 (T:4063) 信越化 12065 -95 -3.42 (T:4911) 資生堂 8873 -95 -3.42 (T:9613) NTTデータ 1414 -18 -3.24 (T:6367) ダイキン 15145 -85 -3.06 (T:4452) 花王 8671 -73 -2.63 (T:6301) コマツ 2488.5 -70.5 -2.54 (T:6305) 日立建 2755 -69 -2.49 (T:4543) テルモ 3533 -17 -2.45 (T:4519) 中外薬 9084 -66 -2.38