40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

上海総合株価指数が初の全面的見直し、不十分との声も

発行済 2020-07-22 18:30
更新済 2020-07-22 18:36
© Reuters.

[上海 22日 ロイター] - 中国は22日、導入後初となる全面的な上海総合株価指数の見直しを行った。ただ関係者からは、指数の歪みを十分に修正するには不十分との声が上がっている。

上海総合指数 (SSEC)に「科創板(スターマーケット)」に上場するテクノロジー企業25社を追加する一方、リスクの高い企業91社を除外。これにより、構成銘柄数は1493社となる。

また、市場の乱高下を減らすため、新規上場銘柄の組み入れは上場の1年後とした。これまでは11営業日後だった。

証券取引所によると、見直しは「指数の歪み」への対応が目的。2009─19年に中国の国内総生産(GDP)は約3倍に拡大したが、上海総合指数は7%下落した。同期間に上海・深セン上場の有力企業300銘柄で構成されるCSI300指数 (CSI300)は15%、深セン総合指数 (SZSC)は43%上昇した。

関係者は、取引可能な株式だけでなく、全株式の時価総額に基づいている点を指摘し、今回の見直しでも歪みは完全には修正されないとみている。中国建設銀行 (SS:601939)や中国石油化工(シノペック) (SS:600028)など、大手国有企業には非流通株が存在する。

今回の見直しは、機関投資家への影響はない見込み。中国では上海総合指数を組み入れているのは2つのミューチュアルファンドのみ。海外投資家の大半は、MSCIやFTSEラッセルなどの世界的指数を参考にしている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200722T093033+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます