💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

前場の日経平均は続落、見送りムードで売買代金8000億円台

発行済 2020-10-12 12:03
更新済 2020-10-12 12:09
© Reuters. 前場の日経平均は続落、見送りムードで売買代金8000億円台
US500
-
DJI
-
IXIC
-
8035
-
6758
-
6954
-
9984
-
4477
-

[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比75円74銭安の2万3543円95銭となり、続落した。前週末の米国株式市場が上昇したにもかかわらず、全体的に見送りムードが支配し、閑散商状。

前場の東証1部売買代金は8000億円台にとどまった。

前週末の米国株式市場は続伸。追加の新型コロナウイルス経済対策への期待が追い風となった。ナスダック総合 (IXIC)とS&P総合500 (SPX)は週間での上昇率が7月以来、ダウ工業株30種 (DJI)も8月以来の大きさを記録した。

米国株高は追い風になったものの、日本株は朝方からさえない動き。前週末に加えて外為市場でドル/円が若干ながら円高に振れたことを受け、輸出関連株が売り優勢で始まったほか、新興株式市場でこれまでリード役となっていた銘柄が崩れるなど、全体的に見送りムードに包まれている。

市場では「前週まで期待先行で買っていたが、騰落レシオが130台となるなど過熱感が生じ、高値警戒から買い手控えられているようだ。時価水準が戻り売りが厚いことも気にされている」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.33%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8183億3000万円。東証33業種では、倉庫・運輸関連業、その他金融業、海運業などが値下がりし、上昇したのは空運業、農林・水産業など9業種にとどまった。

個別では、ソニー (T:6758)など主力の輸出関連株が軟調に推移。8月の機械受注統計が良好な結果だったにもかかわらずファナック (T:6954)などの設備投資関連株がさえない。

新興株式市場では、このところ先導役だったBASE (T:4477)が大幅安となった。

半面、ソフトバンクグループ (T:9984)が商いを伴い年初来高値を更新したほか、東京エレクトロン (T:8035)など半導体関連株に上昇した銘柄が目立った。

© Reuters. 前場の日経平均は続落、見送りムードで売買代金8000億円台

東証1部の騰落数は、値上がりが652銘柄、値下がりが1408銘柄、変わらずが118銘柄だった。

(※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます