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マザーズ指数は小幅続落、終日方向感に欠ける展開、IPOのクリングルは堅調な初値形成

発行済 2020-12-28 16:02
更新済 2020-12-28 16:21
© Reuters.  マザーズ指数は小幅続落、終日方向感に欠ける展開、IPOのクリングルは堅調な初値形成

 本日のマザーズ指数は小幅続落となった。

朝方は前週末水準からのスタート。

直近IPO銘柄や個別材料株などに物色は見られたが、マザーズの主力処も高安まちまちの動きとなり、マザーズ指数も終日方向感に欠ける展開だった。

なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で2119.07億円。

騰落数は、値上がり94銘柄、値下がり239銘柄、変わらず11銘柄となった。

 個別では、JTOWER (T:4485)がマザーズ売買代金トップにランクイン。

「5G基地局、23年度末に28万局 総務省が目標上げ」との一部報道を受けて、5G関連の一角として関心が向かったようだ。

ココペリ (T:4167)やいつも (T:7694)、ヤプリ (T:4168)、プレイド (T:4165)など直近IPO銘柄では強い値動きを見せた銘柄も。

また、資産管理ツール「みんかぶTradeWell」の無料モニター提供を開始すると発表したミンカブ・ジ・インフォノイドも上場来高値。

その他、BASE (T:4477)、JIG-SAW (T:3914)、HENNGE (T:4475)などが買われた。

一方、ウェルスナビ (T:7342)を筆頭にバルミューダ (T:6612)、かっこ (T:4166)、ファンペップ (T:4881)、KaizenPF (T:4170)など直近IPO銘柄の一角でも売りに押された銘柄も散見。

また、アンジェス (T:4563)やそーせい (T:4565)も下落。

その他、ラクス (T:3923)、メドレー (T:4480)、ケアネット (T:2150)などが売られた。

 なお、本日新規上場したクリングル (T:4884)は、公開価格(1000円)を48%上回る1480円で初値を付けた後、一時ストップ高まで上昇する場面もあったが、その後は換金売りに押される展開に。

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