[上海 8日 ロイター] - 中国国家市場監督管理総局(SAMR)は8日、競争を制限する行為があったとして電子取引(EC)サイトの唯品会(ビショップ・ホールディングス)に300万元(46万4000ドル)の罰金を科したと発表した。
最近のインターネット企業の不当競争に対する罰金としては最も大きい。
昨年末に摘発した企業には罰金が最高50万元の独占禁止法を適用したが、唯品会に対しては反競争的行為を禁じた罰金が最高500万元の別の法律を用いた。
市場監督管理総局によると、唯品会は昨年8月から12月にかけて他社のブランドに関する情報を取得するシステムを構築し、これを使って顧客の選択に影響を及ぼそうとしたり、特定のブランドの販売を阻止したりした。
唯品会は当局の指摘を認め、法令順守を強化すると説明した。