[東京 8日 ロイター] - 太陽誘電は8日、21年3月期の連結営業利益予想を前年比2.2%増の380億円に上方修正したと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響による不透明さは依然として残るものの、中期的には電子部品の需要が増えていくというトレンドに大きな変化はないと想定している。
IBESがまとめたアナリスト21人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益の平均値は370億円。
20年4─12月期の営業利益は前年同期比2.0%増の303億円だった。電子機器を活用した在宅勤務や家庭学習の増加、自動車の生産回復などにより、想定を上回る高水準で推移した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210208T063621+0000