［ニューヨーク １７日 ロイター］ - （カッコ内は前営業日比）
ダウ工業株３０種（ドル） .DJI 終値 16380.41（＋263.17） 前営業日終値 16117.24（‐24.50）
ナスダック総合 .IXIC 終値 4258.44（＋41.05） 前営業日終値 4217.39（＋2.07）
Ｓ＆Ｐ総合５００種 .SPX 終値 1886.76（＋24.00） 前営業日終値 1862.76（＋0.27）
１７日の米国株式市場は上昇。米企業決算をめぐる懸念が和らぐ中、主要株価３指数 は軒並み約１％高となり、Ｓ＆Ｐ総合５００種は８日以来約１週間ぶりの伸びを記録した 。 ただ週間ベースでは、Ｓ＆Ｐ総合は４週連続で下落。これは２０１１年８月以来最長 となる。 ダウ工業株３０種 .DJI は２６３．１７ドル（１．６３％）高の１万６３８０．４１ ドル。 ナスダック総合指数 .IXIC は４１．０５ポイント（０．９７％）高の４２５８．４ ４。 Ｓ＆Ｐ総合５００種 .SPX は２４．００ポイント（１．２９％）高の１８８６．７６ 。 週間では、ダウとＳ＆Ｐが１％安、ナスダックが０．４％安だった。 フィデュシアリ・トラストの最高投資責任者（ＣＩＯ）、マイケル・ムラニ氏は「地 政学リスクやエボラ熱、中間選挙など、足元の問題を一部乗り切れば、相場は順調に推移 するだろう」とし、「年末に向けて市場は堅調になると予想する」と述べた。
ハネウェル HON.N やゼネラル・エレクトリック（ＧＥ） GE.N が同日発表した企業 決算は底堅い内容となったことで、米企業に対する世界的な需要鈍化への懸念が和らいだ 。 ハネウェル HON.N は４．３％高、ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ） GE.N は２． ４％高。 住宅関連株も高い。ＤＲホートン DHI.N は６．２％高、トール・ブラザーズ TOL.N は２．５％高。 朝方発表された９月の米住宅着工件数の増加や、政府系住宅金融機関（ＧＳＥ）の連 邦住宅抵当金庫（ファニーメイ） FNMA.OB と連邦住宅貸付抵当公社（フレディマック）< FMCC.OB>が、住宅ローン貸付の拡大につながる可能性のある合意に近づいているとの米紙 ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を好感した。 ラッセル２０００指数 .TOY は０．４％安。前日までの３営業日は１％超続伸してい た。週足では２．８％上昇した。
ＢＡＴＳグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約８４ 億株で、月初来平均の８５億株に近い水準となった。