■韓国は2行とも増加、Jトラスト銀行インドネシアも増勢に転換
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)が3月7日の夕方に発表した2月の月次データ推移<速報値>は、東南アジア金融事業の主軸のひとつであるJトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高が19兆3678億ルピア(前月比1.5%増)と2ヵ月ぶりに増加するなど、1月にダウンしたセクターの増勢転換が目立った。
国内金融事業のうち、(株)日本保証の債務保証残高は2107億円(前月比0.05%増)と微増だったが2ヵ月ぶりに増加。前年同月比では6.5%の増加となった。
韓国・モンゴル金融事業のJT貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高は1兆8481億ウォン(同0.1%増)と4ヵ月ぶりに増加した。JT親愛貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高は2兆6025億ウォン(同0.5%増加)となり2ヵ月連続増加した。
東南アジア金融事業の中でカンボジアを拠点とするJトラストロイヤル銀行の銀行業における貸出金残高は977百万ドル(同0.1%増)となり2ヵ月連続増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)